“不倫関係”ホン・サンス監督&女優キム・ミニが新作「Walk Up」で「トロント国際映画祭」と「サン・セバスティアン国際映画祭」のワールドプレミアで全世界の観客と会ったのに続き、出演者らが「第27回釜山国際映画祭」を通して韓国の映画ファンにあいさつした。
「第27回釜山国際映画祭」は、ことし4月に公開されたホン・サンス監督の27番目の長編映画「小説家の映画」と11月3日の公開を前にしている28番目の長編新作「Walk Up」の2作品を「アイコンセクション」に同時招待した。
出演俳優のクォン・ヘヒョは、映画について「映画『Walk Up』は、わたしが知っているホン監督の作品の中で最も長いロングテイクシーンのある映画だ。10分、15分のロングテイクをセリフ一言ずつ間違えることなく、たくさんの俳優が息を合わせて完璧にワンシーンずつ完成していくために没入するしかなかった。この映画のすべてのシーンは、俳優全員が本当に入り込んだシーンばかりで、力を込めて仕上げた映画だという点を記憶してほしい」と話した。
また、ホン監督による劇中の”リアルで自然な演技”に対する質問に、イ・へヨンは「監督の映画に出演すると、演技が上手くなったように感じる。どこでも見ることのできない自分の姿を見ることができる。ひょっとすると、ロングテイクのせいなのか、セリフのせいなのか、間(休み)や時間を作り上げる魔法のようだ。わたしの演技が上手いからではなく、そのように見えるだけなのだと思った。監督が作るセリフ通り話すと、どの瞬間も演技が上手いように見えてくる」と語った。
WOW!Korea提供