ナムグン・ミン&イ・セヨン、1000ウォンやコーヒー一杯で暮らす弁護士… 権威主義を捨てて親密さで近づく

 

また、「わずか1000ウォンの弁護士」も、劇中チョン・ジフン(ナムグン・ミン)は弁護料をたった1000ウォンだけ受け取り、奇想天外な方法でバックもなく窮地に陥った人々を救ってあげるのだ。どんな方法でチョン・ジフンが彼らを救うのかが大きな視聴ポイントだ。
コロナ禍で人生がつらく苦しくなった視聴者の心に触れたのだろうか。「法に則って愛せ」と「わずか1000ウォンの弁護士」は視聴率調査会社ニールセンコリア基準で、それぞれ5.4%と13.4%を記録して巡航中だ。


加えて、2022年には数多くの法廷ドラマがあふれた。Netflix「未成年裁判」、tvN「軍検事ドーベルマン」、SBS「アゲイン・マイ・ライフ」、MBC「ドクター弁護士」、SBS「なぜオ・スジェなのか」、ENA「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」、MBC「ビッグマウス」、KBS2「法に則って愛せ」、SBS「わずか1000ウォンの弁護士」、Disney+(ディズニープラス)「弁論を始めます」、JTBC「The Empire:法の帝国」、KBS2「真剣勝負」など全部で12本のドラマがテレビ劇場を掌握したのだ。


今年のほとんどの法廷ドラマの主人公たちは、非凡だが平凡で、力がなくてバックがない市民を助ける「小さな英雄」として描かれる。昨年、医師と時代劇のドラマが活躍したことを思い出せば、国民の情緒によってコンテンツも変化していることが証明されたわけだ。
こうして長いパンデミックで疲れた視聴者を痛快にしてくれる「わずか1000ウォンの弁護士」と「法に則って愛せ」という「勝機」をつかむ以外にない。

2022.10.12