K-POPの流行りは全編英語詞!? BTSをはじめ全編英語で書かれたK-POP特集


K-POPは今や全世界で聴かれることが前提となり、それに合わせて歌詞も全編英語で書かれているものが多い。

今回は、全編英語詞で構成された曲を紹介する。

BTS(防弾少年団)「Dynamite」「Butter」
韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」の「Dynamite」「Butter」は全編英語詞で書かれた曲である。特に「Dynamite」はBTSが全世界で人気となるきっかけとなった曲で、続く「Butter」でも彼らの人気はさらにうなぎ登りとなった。英語圏ではない我々日本人にも聞き取りやすく、簡単な単語で構成された詞と、アップテンポな曲調が相まって聴くだけで楽しくなってしまう。

Suzy「Cape」
韓国ガールズグループ「MissA」出身で、ソロアーティスト・女優として活動しているスジの最新曲。自身が作詞作曲編曲に携わり、アコースティックに仕上げた一曲となっている。曲中の「Let my arms be your cape.(私の両腕で君のマントになってあげる)」という歌詞からは、「完璧ではなくとも、いつでもあなたの味方でいる」という自分自身や大切な人へ向けた、彼女のメッセージを受け取ることができる。これまで彼女が歌ってきたジャンルとはまた違う、「ヒーリングソング」としての一面を音楽を通して伝えてくれた。

ペク・イェリン (Yerin Baek)「Square (2017)」
JYPエンターテインメントから韓国ガールズデュオ「15&」としてデビューし、その後ソロ・バンド活動を行っている彼女。元々英語詞の曲を発売したかったが、中々前事務所との折が合わず、契約満了で事務所を離れてから自身のレーベルで全編英語詞によるアルバムを発売した。「Square (2017)」はその1stアルバム「Every Letter I Sent You」のタイトル曲である。ファンの間では「イベントでしか歌ってこなかった未発売曲」として有名な曲であり、イベントで撮影された関連動画は2000万回再生を超えるなど発売前から伝説的な曲だった。
その人気を証明するように、この曲がリリースされた直後は「全編英語詞で作られたアルバムの内、韓国初の音源1位」をとったとして話題となった。ティーン映画のサントラで使われそうな明るくもストーリー性のある歌詞と、シティポップを感じる編曲で彼女の代表曲ともいえるほどの人気曲である。

WOW!Korea提供

2022.10.09