「BTS(防弾少年団)」が軍隊問題について、直接立場を明らかにするのか注目される。
8日に開催された「2022 THE FACT MUSIC AWARDS」で「BTS」が5年連続大賞の偉業を達成した中、受賞の感想を語り、メンバーのRMは「実はもともと僕たちがやってきていたスタイル通り、いろいろなことについて、さっぱりと正直に申し上げたいが、今はそのようにできていない」とし、「たぶん、近いうちに多くのことが整理されれば、皆さんにいつも正直だった僕たちの姿で話せるのではないかと思う。申し上げられるのはこれぐらいだ」と話した。
RMの受賞の感想は最近、「BTS」をめぐる状況に照らし合わせると、意味深に聞こえる。長い間、兵役問題の論争が続いてきたが、最近政治の方で論議が激化し、国政監査まで「BTS」の軍隊論争が巻き起こる状況が生じたためだ。そのため、「BTS」が直接自分たちの立場を明らかにしなければならないのではないか、という意見も持続的に台頭していた。
したがって、RMの発言も兵役論争を指しているのではないか、という推測が出ている。
7日、国会で開かれた国防委員会の兵務庁国政監査で、イ・ギシク兵務庁長は「兵役資源が減少している状況であり、兵役義務の履行に関する一番重要なことは公正性であり公平性」とし、「このような次元で見ると、『BTS』も軍服務をすることが望ましいと思う」と話した。
ただ、与野党議員の意見は「BTS」の兵役議論をめぐって交錯した意見を出した。
また、「共に民主党」のソルフン議員は「BTS」が全世界に及ぼした影響力を根拠に「国家的な宝として考え、活用しなければならない」とし、「必ず軍隊に送り、『BTS』を解散させようとするのか」と指摘した。一方、「国民の力」のハン・ギホ議員はSUGAの曲の歌詞を引用し、「本人たちがこうして兵役について『君らは議論しないで。僕たちは国家の義務を果たす』と本人たちが明かしている。やたらとあれこれ言い立てるので、曲まで作って歌った。なぜ今これについて、話をたくさんするのか。本人たちが軍隊に行くと言っているのに」と話したりもした。
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