SISTARは韓国バラエティ番組「ユ・ヒヨルのスケッチブック」第600回で、一夜限りの復活をした。“サマークイーン”という呼び名がつくほど、夏のイメージがある彼女たち。解散発表から5年ぶりの夏に、代表曲である「Alone」「Loving U」「SHAKE IT」「Touch my body」「I Swear」を披露し、観客を熱く盛り上げた。
2NE1はアメリカ最大の音楽フェスティバル「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」の2日目に、サプライズ出演し復活した。彼女たちはイベントに招待されたメンバーCLの提案で再結成を決めたが、各自事務所が違うことで完全体復活が失敗に終わらぬよう、事務所を通さずにメンバー自身で主催者とコンタクトをとったという。ライブ当日まで完全体復活することは極秘中の極秘として、所属事務所にまでイベント出演は黙っていたという。
少女時代はデビュー10周年のタイミングで、メンバーのティファニー、スヨン、ソヒョンが所属していたSMエンターテインメントと契約満了を伝え、新しい事務所へ移籍することが発表された。そのため、その後の少女時代としての活動が危うい展開となったのだが、今年グループが15周年というタイミングで完全復活したことは非常に意義深い。
そして今月、KARAが11月にアルバムをリリースすることが伝えられた。アルバムは、彼女たちがデビュー時に在籍していた事務所である、DSPメディアから発売されるという。
これまで、K-POPアイドルは「魔の7年」といい、デビューしてから7年の契約期間が終了するとグループは解散、または契約更新をしないメンバーが去った状態での活動継続という道しかなかった。だが、事務所を退所してもなお、元の所属事務所からアルバムをリリースできるということを少女時代やKARAが示してくれた。また、イベントや番組出演等で期間限定復活ができるという道もあると分かっただけでも、現在アイドルとして活動しているグループのその後の選択肢が広がったように思う。彼女たちが作ってきたのは、日本でデビューの道だけではなく、事務所との契約が終了した後の選択肢にまで及んでいると思う。
WOW!Korea提供