俳優イ・サンボが、“麻薬使用40代俳優”という悔しい疑いを晴らした。
30日、ソウル・カンナム(江南)警察署は麻薬使用の疑いをかけられたイ・サンボについて捜査した結果、疑いが確認されなかったため、“嫌疑なし”で不起訴処分を下したと明らかにした。
先立って、今月10日に警察は「薬で酔ったと思われる男性が歩いている」という通報を受けて出動し、イ・サンボを麻薬類管理法違反の疑いで逮捕した。
逮捕後警察は、国立科学捜査研究所にイ・サンボの尿と毛髪の精密検査を依頼して、精密鑑定の結果“モルヒネ”の成分は検出されなかった。様々な向精神性医薬品成分が出たが、これはイ・サンボがその間うつ病などの理由で、病院で処方された内訳と確認された。警察は、「麻薬を使用したと思われる証拠が見つからず、不起訴処分で最終決定予定」と伝えた。
これにより、イ・サンボは約20日ぶりに疑いが晴れることになった。彼は、先日韓国メディアとのインタビューで、「私が麻薬俳優としてメディアに露出され、使用の疑いを認めたという記事まで出た。事実とは違う部分が本当に多かった」とし、「でも私の至らなさによって事件が始まったので、まずお詫び致します。申し訳ない部分ははっきりさせて、無嫌疑となった瞬間からは落とされた名誉を取り戻すための対応をする」と、その立場を明かしていた。
一方、1981年生まれのイ・サンボは、2006年にドラマ「透明人間チェ・ジャンス」でデビューし、その後多くのドラマに出演した。最近では、昨年放送されたKBS 第2TVドラマ「ミス・モンテ・クリスト」がある。
WOW!Korea提供