「イベントレポ」MAMAMOOの妹分!超実力派新人グループPURPLE K!SS 【PURPLE KISS JAPAN PREMIUM SHOWCASE 2022 〜紫〜】 ライブレポートが到着

再びのトークパートでは、ファンからの質問に答えた。「日本で挑戦したいこと」をきかれたユキが、「夢は大きく、アリーナツアーやドームツアーをしたい」と野望を語ると、作詞作曲を手掛けるチェインは「好きな自作曲は?」ときかれて、「「私を見て (Oh My Gosh)」はメンバーのために作った曲なので大切に思っていますが、ファンの皆さんのために書く曲が多いです。今日のようにファンの皆さんにお会いしたときに、インスピレーションがわきます」と創作の源を明かした。

本編の最後は、「日本にいる間、いつもプローリー(PURPLE K!SSファンの呼称)と一緒にいられて幸せでした。夢みたいな1日を作ってくれて、ありがとうございました。必ずまた会いましょう!」(イレ)、「ついに私の故郷、東京で初めてのショーケース行いました。皆さん、どうでしたか? 私も楽しかったし、両親と友だちにも見せることができて嬉しかったです」(ユキ)、「皆さんがくれた愛に応えられて嬉しいし、忘れられない1日になりました」(チェイン)、「最後までエネルギーをくれて、ありがとうございました。私も皆さんと一緒にいられて、本当に幸せな時間でした。また会いましょう~」(ゴウン)、「ずっと待っていた日本のステージが無事にできて、とても嬉しいです。またすぐ会いましょう!」(ドシ)、「日本でいい思い出を作ってくださってありがとうございます」(スアン)、「こんな日がくることをずっと想像していましたが、今日、ついに皆さんに会えて本当に幸せです。これからもいい音楽とパフォーマンスをお見せしたいです」(ジウン)と一人ずつ感謝の言葉を伝えると、会場のファンと両手でキスを模ったPURPLE K!SSポーズで記念撮影。そして7月にリリースした最新ミニアルバム『Geekyland』に収録されているバラード曲「SuMMer RaiN」、ドラマチックな「Intro : Bye Bye Bully」、軽快なアップテンポの「Nerdy」を続けて披露し、アンコールの「Zombie」で最後まで盛り上げた。

POPガールズグループといえば、男性ファンの比率が高いグループが多いが、PURPLE K!SSは圧倒的に女性ファンの比率が高い。東京昼公演でいえば、実に約90%が女性ファンだった。初来日のPURPLE K!SSのステージを見て思ったのは、その圧倒的な実力。ゴウン、スアンのメインボーカルだけでなく、全員の歌が安定していて上手いのは、サスガにMAMAMOO の妹分。メインラッパーを務めるユキのラップがボーカル陣のアクセントになっているのもいい。メンバーたちの仲の良さも見て取れたし、日本語で頑張っているトークも可愛いくて、パフォーマンスとのギャップも感じられた。

ショーケースの後は、9月27日に東京:ららぽーと豊洲、9月29日に東京:タワーレコード渋谷店でプロモーションイベントが行われる。これからの本格的な日本活動が楽しみなガールズグループだ。


取材・文/坂本ゆかり

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2022.09.26