「取材レポ」ソンモ(元超新星)、デビュー13周年記念イベント開催「いつか超新星のメンバーと一緒に歌いたい!」

9月10日(土)新宿パークタワーホールにて、ソンモのデビュー13周年記念イベント『SUNGMO JAPAN DEBUT 13th ANNIVERSARY “木漏れ日”』が開催された。ソンモは、2009年9月9日に超新星のメンバーとして日本でデビューし、今年13周年を迎えた。この日は、変わらず応援し支えてくれたファンと共に、デビュー13周年を祝う特別な時間を過ごした。
開演時間を少し過ぎると、オープニング映像が流れ、ファンには懐かしさが込み上げるような超新星メンバーとの写真やソンモがソロ活動を始めたばかりの写真など、デビューから13年間を振り返る写真が次々と映し出された。そして、ソンモの登場を今か今かと待ちわびるファンの手拍子が大きくなっていくと、会場に明るく華やかなメロディーが響き渡った。すると会場後方の扉からソンモが現れ、ファンを驚かせるサプライズ演出で幕を開けた。1曲目は3rdミニアルバム『セレナーデ』に収録されている「A STEP(日本語Ver.)」。「共に笑い、共に歩こう」と、これからも一緒に歩きたいという願いを込めて優しい歌声で披露。マイクを客席に向けて、「共に歩こう」と一緒に歌おうと促す場面もあった。

歌い終えるとソンモは、「ただいま、ソンモです。韓国はお盆(秋夕:チュソク)なので、応援してくれるJulietの皆さんにあいさつしたいと思います」と言って、韓国語で「풍성한 한가위 되세요(プンソンハン ハンガウィ トェセヨ:豊かな秋夕をお過ごしください)」と、かしこまってあいさつ。普段あまり使わない言葉だが、秋夕の時には当たり前のように使う言葉だと、ミニ韓国語講座も入れながらファンとの再会を喜んだ。

13周年を迎えたソンモは、「ついこの前10周年おめでとうってお祝いしたと思ったんですけど、もう3年も追加されて13周年になったのは不思議だと思うし、光栄なことだと思います。皆さんのおかげで13周年を迎えられるアーティストになれました。ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えた。
続いて、事前にファンから募集した13年間の思い出を振り返る映像を見ながらのトークコーナーへ。1本目の映像は、2012年に幕張メッセで行われた超新星の公演でソンモがソロ曲「Only You」を歌っているもの。この映像を見たソンモは、「ライブのために作った曲です。この曲を皆さんの前で歌ったら、ファンの皆さんがユニバーサルに『ソンモのソロ曲を出してください』という署名運動をしてくれて、(それがきっかけで)ソロデビューしたんです」と、当時を振り返った。
MCに当時と性格が変わったかどうか聞かれると、「性格は変わりました。その時はかっこつけることしかできなかったし、なにも考えてなかった(笑)。歌いながらも何も考えていない。ただ目の前にいるファンと遊んで歌うことだけが好きってだけ。練習は本当にしたくなくて、逃げたりしたこともたくさんあるし…、でも今は真面目な大人になったと思うので…」と当時を思い返した。
ソンモは歌手活動のほかに映画やミュージカルなどで俳優としても活躍中。2つ目の映像では、「宮」や「太陽を抱く月」などのミュージカル俳優としての思い出が映し出された。ここでは、ミュージカルの曲を少し披露する場面もあり、伸びやかで優しい歌声を響かせてファンを感動させた。

13周年記念イベントの準備をしながら、韓国では映画『バタフライ効果(原題)』の撮影をしていたというソンモ。彼は「僕がどのくらい苦労したのか知らないですよね。めっちゃ大変でした」と辛そうな表情を見せ、「今までは体力的に大変だったことがあったけど、今回は精神的にめちゃめちゃ大変でした。台風が来たから撮影が押しちゃって、1日だけ撮って、また台風が来て、撮ろうと思っていた場所が全部キャンセルになって撮れなかったんです。毎日待機するだけで、でも家には帰してくれないし」と過酷な撮影秘話を語り、ファンを驚かせていた。

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2022.09.11