キム・ジュンス出演「デスノート」、5年ぶりに帰ってきたコンテンツ…全席完売の中で閉幕

俳優たちの熱演も際立った。「夜神月」役のホン・グァンホとコ・ウンソンは犯罪者を処罰し、悪人のいない新しい世界の神になろうとする主人公の変化と葛藤を圧倒的な声量と見ごたえのある演技で強烈なカリスマを披露し、観客を虜にした。天才的な頭脳で解決できない事件のない世界的な名探偵「エル（L）」役のキム・ジュンスとキム・ソンチョルは、特別な存在感で独特のオーラを発して「夜神月」との息詰まるような激しい心理戦を緊張感いっぱいに描いた。

冷徹だがあたたかいカリスマ性で共感を引き出した「レム」役のキム・ソンヨン、チャン・ウナは独歩的なキャラクターを披露し、「弥海砂」に対する献身的な愛で観客の涙を誘った。「夜神月」のそばで人間をまるでおもちゃのように見守る「リューク」役のカン・ホンソクとソ・ギョンスは軽率な姿の裏にある不気味な死神としての姿をリアルに表現した。
公演関係者は「『デスノート』は韓国の公演界に新たなパラダイムを提示し、オーディカンパニーのもうひとつのメガヒットコンテンツとして定着した」として「次のシーズンを約束して有終の美を飾った」と伝えた。