『愛してる、愛してない』韓国トップスター・ヒョンビン×直木賞作家・井上荒野×第二のキム・ギドク=イ・ユンギ 卓越した才能たちが織りなす、「別れ」から始まる大人のラブ・ストーリー

 

昨年末12月6日に21ヵ月間の兵役を終え、約1200人ものファンや取材陣に見守られ ながら除隊。

韓国で視聴率37.9%を記録し、社会現象化した超大ヒットドラマ「シークレット・ ガーデン」が2月6日よりNHK地上波での放送が開始するなど、ますます人気を集める 韓流トップスター・ヒョンビン。

 

最新作『愛してる、愛してない(3月16日(土)より新宿武蔵 野館ほか全国順次公開)』では、妻から突然別れを切り出される夫役を演じ、これまで以上 に繊細で奥行きのある演技を披露。

 

第61回ベルリン国際映画祭をはじめ、世界各国の映 画祭で絶賛された。

今回公開された写真は、映画『愛してる、愛してない』の撮影中に撮られたもの。ある夫婦 の別れの一日をほぼリアルタイムで見せる本作で、ヒョンビンは突然別れを切りだされる夫 役を演じた。

自身の役柄については「僕は特別に何かをするという役ではないんですね。

セリフ も少なくてそれがむしろ難しかったです。言葉以外の限られた範囲で感情を表現する必要が ありいろんな方法を探りました。」とコメント。

 

写真は、本番前に精神を統一する真剣な表情、妻役を演じたイム・スジョンやスタッフと談笑 する姿、キッチンに立つ姿や小猫を腕の中に抱きくつろいだ表情を見せる場面も。

ファンには たまらない貴重な写真が満載となっている。

 

映画『愛してる、愛してない』は、直木賞作家・井上荒野の短編「帰れない猫」(ハルキ文庫「ナナイロノコイ」収録)が原作となっており、結婚五年目を迎え、突然妻から別れの言葉を告げられたところから、揺れ動く夫婦の心情を描いた大人のラブ・ストーリー。

 

2011年のベルリン国際映画祭コンペティション部門にて韓国映画として唯一出品された作品としても注目を集めている。

 

妻役を演じたのは、『サイボーグでも大丈夫』、『箪笥』で幅広い役柄をこなせる女優として名高いイム・スジョン。

 

監督は第二のキム・ギトクと称され、『チャーミング・ガール』が長編デビュー作ながら、サンダンス映画祭のみならず、ベルリン国際映画祭にも出品され、以後『アドリブ・ナイト』、『素晴らしい一日』とベルリン映画祭の常連として名を馳せたイ・ユンギが務めている。

 

 

 

≪STORY≫

 

すれ違う想い、近くて遠いふたり。別れからはじまる、男と女の物語・・・。

空港へと走る車の中。それぞれ建築家と編集者として成功した、結婚5年目の夫婦。出張で空港に送ってもらう 車の中、妻は夫に突然の別れ話を切り出す。「私、出ていく」。夫は「分かった」とそれを受け入れる。数日後、二人 で暮らした家から妻が出て行く日。彼は無言で妻の荷造りを手伝い、思い出のレストランに予約を入れ、コーヒーを 淹れる。荷造りの進まない妻は、これまでの二人の暮らしに想いを巡らせる。

 

そんな中、二人が暮らしてきた家にず ぶ濡れになった仔猫が迷い込み、どこかへ隠れてしまう。雨がひどいから、仔猫が出てくるのを待っているから、そん な言い訳を胸に家から出ることができない二人。彼女の旅立ちを遮るように、彼らを世間から切り離すように、雨は 降り続けていた―。

 

 

出演:ヒョンビン「シークレット・ガーデン」「私の名前はキム・サムスン」『レイトオータム』、イム・スジョン、『箪笥』、『サイボーグでも大丈夫』

監督・脚本:イ・ユンギ『素晴らしい一日』、『アドリブ・ナイト』、『チャーミング・ガール』

原作:井上荒野「帰れない猫」(ハルキ文庫「ナナイロノコイ」収録)

2011年/韓国映画/カラー/ビスタサイズ/105分

 

『愛してる、愛してない』
3月16日(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
配給:ポニーキャニオン

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2013.03.01