8月10日に公開が確定し、夏の映画街の戦いに挑戦状を出したイ・ジョンジェ監督の映画「HUNT」が、演技派俳優たちの総出動で公開前から注目を集めている。
なかでも、代わりのいない強烈な存在感を持つ名脇役ホ・ソンテの活躍と変身に関心が高まっている。
毎作品、強烈な変身を披露してきた俳優ホ・ソンテが、映画「HUNT」でも彼ならではの存在感を披露するようだ。イ・ジョンジェの監督デビュー作である「HUNT」は、組織の中に隠れているスパイを暴き出すためにお互いを疑う安企部(国家安全企画部)要員パク・ピョンホ(イ・ジョンジェ扮)とキム・ジョンド(チョン・ウソン扮)が、「大韓民国1号暗殺作戦」という巨大な事件に直面して繰り広げられるスパイアクションドラマだ。
これまで「犯罪都市」「天命の城」「密偵」などを通じて自分だけの演技世界を見せて大衆に深い印象を残してきた俳優ホ・ソンテは、この作品でスパイ探しに乗り出す安企部の国内チーム要員チャン・チョルソン役を引き受けた。チャン・チョルソンは国内チーム次長キム・ジョンドの手足のように動く心強いチーム員で、組織の中に隠れているスパイを見つけるために海外チームのメンバーを取り調べ、パク・ピョンホを危機に陥れることに一役買う。
ホ・ソンテは作戦遂行のためなら後先省みず突き進むブルドーザーのような性格の「チャン・チョルソン」について、「これまで引き受けてきた役とは全く違う感じだった。徹底した職業意識を持ち、すべての事を頑張ろうとする姿にすごく共感した」と愛情を見せた。ホ・ソンテはこうしたキャラクターを深く理解するためにイ・ジョンジェ監督と様々な話を交わしながら人物の完成度を高めた。特に全体リーディングの前に、イ・ジョンジェ監督と1対1のリーディングを5回も行っただけでなく、撮影現場でも小さな動きや歩き方までディテールにこだわり、自分だけの色を吹き込んだ”チャン・チョルソン”を誕生させた。
それだけでなく、Netflixオリジナルシリーズ「イカゲーム」のチャン・ドクス役のために15kg増量したホ・ソンテは、今回、猛烈なエージェントであるチャン・チョルソンのイメージや、完璧なスーツの着こなしのために、15kgを減量するなど、役作りのために努力を傾けた。このように、これまで見せたことのない演技を完成させるために努力を傾けたホ・ソンテが「HUNT」で新たな名演で観客を魅了するとみられる。
「HUNT」は8月10日に公開される。
WOW!Korea提供