「PRODUCE 48」出身で俳優のホン・イェジが、映画「2037」の俳優デビューに成功し連日熱い関心を受けている。
ホン・イェジは去る8日に公開された映画「2037」を通じて俳優活動をスタートした。「2037」は19歳の少女に起こった信じがたい現実、そしてまた立ち上がる希望を与えたい監房の仲間たちの話を描いたヒューマンドラマだ。
ホン・イェジは「2037」で主人公ユニョン役を演じる。19歳のユニョンは聴覚障害のある母親ギョンスク(キム・ジヨン扮)と二人暮らし。アルバイトをしながら高卒認定試験を準備している。予期せぬ事故により一瞬で被害者から加害者になって刑務所に入り、ユニョンという名前の代わりに「2037」という収監番号で呼ばれることになる。ホン・イェジは母親と幸せな未来を夢見ていた普通の少女から殺人者に追い込まれるという極と極の状況を繊細で立体的に描き出した。
「2037」が俳優として初めての作品であるにもかかわらず、落ち着いた熱演を繰り広げたホン・イェジに対する大衆の関心と反応が尋常ではない。ホン・イェジは、キム・ジヨン、キム・ミファ、ファン・ソクジョンなどのベテラン俳優の中でも自身の存在感をしっかり表して映画を最初から最後まで導いていく。特に自然な手話の演技と、映画の後半部に行くほど極限の感情に追い込まれる、容易ではないキャラクターを生き生きと描いた。
強烈な存在感と新人らしからぬ演技力を披露し、俳優として無限の可能性を立証しただけに、ホン・イェジの次の歩みに関心が集まる。
WOW!Korea提供