韓国映画 「魔女 Part2. The Other One」(以下「魔女2」)に主演する新人女優のシン・シアが注目を集めている。
「魔女2」は破壊された秘密研究所でただ1人生き残り外の世界に脱出する少女と、彼女を追う複数の組織をめぐって展開するアクション映画だ。
2018年に公開された前作「The Witch/魔女」は、新鮮なテーマと華麗なアクションで人気を集め、観客動員数318万人という大ヒットを記録した。同作で主人公を演じたキム・ダミは一躍人気女優の仲間入りを果たしており、今作「魔女2」の主演シン・シアにも注目が集まっている。
シン・シアは3回にわたるオーディションで、実に1408対1という激しい競争を勝ち抜き、主人公の座を射止めた。キャスティング発表後、彼女がこれまでドラマ・映画などに出演経験のない新人だということも話題となっている。
前作のキム・ダミに続き、今作でも新人女優を起用した理由について、パク・フンジョン監督は「一つは私が考えるキャラクターにいちばん近い女優を探したから。もう一つは新しい魔女のキャラクターは神秘性が必要なので、比較的知られていない女優を見つけようとしたところ、新人を起用することになった」と述べている。
「魔女2」において、シン・シアは清純な見た目の裏に隠された恐ろしいパワーを秘めたキャラクターを演じ、 初めて映画出演とは思えない安定した演技と神秘的な雰囲気で、その魅力を存分に引き出している。キム・ダミに続き、シン・シアも今作をきっかけに人気女優の階段を駆け上ることが期待される。
今作の見どころは何といっても主人公である少女の凄まじい能力だ。演技の参考にするため、スーパーヒーロー映画を多く見たというシン・シアは「絶対的な力を持った人々は、意外と動作が大きくないんです。(それを参考に)目つきや小さな動作でインパクトを与えようと努力しました」と話した。
シン・シアのデビュー作「魔女2」は今月15日、韓国で公開される。
WOW!Korea提供