これと関連し、制作会社はすぐに反論に出た。制作会社側は「スタッフとの合意のもとで業務委託契約を締結し、契約書の内容通り、週52時間の労働時間を守って撮影をおこなった」とA氏の主張に反論した。
「契約当時は5月末に撮影終了予定で契約期間を5月末までと決めたが、新型コロナウイルスなどの問題によってやむを得ず、1か月ほど撮影期間を延長しなければならない状況が発生した」と説明した。
続けて、「これにともない、契約書に明示された契約期間延長に対する合意条項にしたがってスタッフと打ち合わせをおこない、大部分のスタッフは既存の契約内容と同一条件で契約期間延長に合意したが、一部のスタッフが新しい条件を要求して再契約に同意しなかった」とし、「一部の主張のように、“制作会社”から一方的に契約解約、すなわち解雇を通知したことはなく、契約書の内容にしたがって契約終了になった」と釈明した。
「美男堂の事件手帳」は前職プロファイラーであり、男巫になったドタバタミステリーコミック捜査劇であり、俳優ソ・イングク、オ・ヨンソ、クァク・シヤン、カン・ミナらが出演し、期待を集めている作品だ。特に男巫というキャラクターを見せるソ・イングクの演技に対する期待が大きい。
来たる27日に初放送を控え、スタッフ不法解雇騒動という否定的なイシューで注目されているドラマ「美男堂の事件手帳」側は、どのような方法でこの騒動を終息させるのかを多くの視聴者が見守っている。
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