今年に入ってからは、グローバル市場攻略を念頭に作られた大型新人グループが本格的に動き始め、ガールズグループのCD市場の熱気が一層高まった。「IVE」と「LE SSERAFIM」に先立って、Mnetのオーディション番組「Girls Planet 999」出身の「Kep1er」とJYPエンターテインメントの新人「NMIXX」が、デビュー曲で30万枚をまず越えた。
今後、新人グループの成長の勢いが続くならば、ガールズグループのCD市場の波はもっと大きくなるものと見られる。「BLACKPINK」、「TWICE」などのトップガールズグループの人気もまた、健在な状況だ。
キム・ジヌgaonチャート首席研究委員は、「グローバルな新規ファンダム増加の流れが続くなかで、新人ガールズグループのCD売上量のスターティングポイント自体が変わった」とし、「アジア圏を越えてヨーロッパ圏のファンダムまでしっかり確保することができるかが、新人ガールズグループの成長の勢いと行方を分けることになるだろう」と予想した。
このような状況のなか、一部ではCD売上量を増やすための各芸能事務所の商法が、次第に過度になっているとし、心配の声を上げていたりもする。
チョン・ミンジェ大衆音楽評論家は、「CD売上量のインフレーション深化のなか、芸能事務所がランダムフォトカード、ファンサイン会参加権などでファンたちの消費心理を刺激して、売上量増加のために熱を上げている。2曲程しか入っていないシングルをCDにして作る事例も増えている」とし、「最近、聴いて捨てられるCDによる環境問題も提起されるだけに、過消費をそそのかす行き過ぎた商法は自制する必要があるように思える」という見解を明らかにした。
WOW!Korea提供