ラテンにハマったK-POP…グローバル市場掌握力の拡大が本格化


K-POPとラテンポップ(Latin Pop:ラテン風の大衆音楽)の融合が活発に行われている。

パフォーマンスが強いK-POPに早いビートが強みのラテンポップが結合し、大きなシナジーを生み出しているからだ。

ラテンポップに挑戦した代表的なK-POPスターは、ガールグループ「MOMOLAND」だ。「MOMOLAND」は、去る1月に総じて3400万人のSNSフォロワーを保有するラテンアーティストナティ·ナターシャとコラボレーションした「Yummy Yummy Love」を発売し、南米を熱くした。「Yummy Yummy Love」は愛の甘さを主題にしたポップダンス曲だ。

「MOMOLAND」の「Yummy Yummy Love」は韓国を越え、「ラテンの本場」である南米全域でも大きな反響を得た。去る2月には南米最大の音源チャート「monitorLATINO」の週間チャートで全体の1位を達成した。またANGLO monitorチャートTOP10をはじめとしてメキシコSpotify、メキシコiTunesなど多数の現地チャートにランクインする成果を残し、南米で地位を得た。

「江南スタイル44億ビュー」の主人公である歌手PSYは、グループ「BTS(防弾少年団)」SUGAが直接プロデュースしたラテンポップダンス曲「That That」で5年ぶりにカムバックした。PSYの迫力溢れるエナジーにラテン特有の早いビートが加わり、魅力的なダンス曲が完成した。SUGAのフューチャリングまで加わり、世界的な関心を得ている。海外マスコミの賞賛も続いている。アメリカForbesは、「PSYが信じられないほどの賢明な選択をした」とし、「PSYのもう一つのヒット曲になる」と期待した。

(2ページに続く)

関連記事

2022.05.11