ラテンにハマったK-POP…グローバル市場掌握力の拡大が本格化

成績もいい。「That That」は公開直後に韓国国内音源チャートで1位はもちろん、アメリカを含むiTunes73か国で1位となった。ミュージックビデオのYouTube再生回数は1週間で1億ビューを越えた。10日現在は1億2700万ビューを記録している。さらにアメリカビルボードメインシングルチャートHOT100にも80位で進入した。PSYは「江南スタイル」、「GENTLEMAN」、「Hangover」、「Daddy」に続く5番目にHOT100にランクインした曲を誕生させ、グローバルな好成績が続いている。

グループ「VERIVERY」は新曲「Undercover」を通じてラテンポップにHIPHOPを加えた「ラテンHIPHOP」で勝負に出た。トロット歌手のホン・ジニョンは、新曲「Viva La Vida」でラテンポップにトロットを融合させた「ラテントロット」を出した。特にホン・ジニョンは、「Viva La Vida」英語バージョンでアメリカビルボード「ワールドデジタルソングセールス」チャートで9位と、トロットで初めてiTunes・アマゾンミュージック・ビルボードチャートにランクインする記録を立てた。

歌謡界ではK-POP・ラテンポップのシナジーに力を借りて、K-POP歌手の南米進出が加速すると予測される。「MOMOLAND」を南米市場進出に成功的したMLDエンターテインメントのイ・ヒョンジン代表は、「既存のグローバル音楽市場でポップが60%、ラテンが10~15%、カントリーが10~15%、K-POPが5%ほど占めているが、今は体感的にラテンが30%まで増えている状況」とし、「それほどラテンの成長性があるのでこれからは南米が大きな市場になる」と話した。続けて、「K-POPとラテンポップは躍動的で強力な音楽とパフォーマンスが特徴という共通項があり、ラテンポップの本場である南米ではK-POPに対する好感も高い」とし、「コロナウイルスの流行が終われば、K-POP歌手たちの南米進出ラッシュが続く」とした。

WOW!Korea提供

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2022.05.11