韓国ボーイズグループ「B.A.P」元メンバーのヒムチャン（31）が、控訴審で強制わいせつ容疑を今になって認めた。

ヒムチャンは12日、ソウル中央地裁で開かれた控訴審2次公判で、自身の容疑を認めると明らかにした。

弁護人は、ヒムチャンが作成した反省文を裁判所に提出した。合わせて、被害者に対して供託を試みていると明らかにした。供託とは、被害者と合意できない被告人が被害回復のため、努力していることを見せるために一定金額を裁判所に支払う制度だ。

裁判所はヒムチャンに、「第1審で実刑判決を受けて控訴を棄却した場合、法廷で拘束をするほかはない」とした。それとともに、「意味のある事情変更ができなければならない」として、供託のために2か月の猶予期間を付与すると明らかにした。

ヒムチャンは2018年7月、キョンギ（京畿）・ナムヤンジュ（南陽州）にあるペンションで、20代の女性A氏に強制わいせつをした疑いで、在宅起訴された。A氏は、キム氏をはじめとする20代男性3人と女性3人が一緒に遊んでいるときに、セクハラにあったと主張した。

ヒムチャンは裁判の過程で、「お互いに好意があり、暗黙の同意があった」として容疑を否認してきた。

第1審は昨年2月、ヒムチャンに懲役10か月を言い渡し、40時間の性的暴行治療プログラムの履修命令を下した。ただし裁判所は、「被害者に許しを請う努力をする機会を付与する」として、法廷拘束はしなかった。

次の公判は、6月14日に開かれる。

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