韓国ボーイズグループ「B.A.P」元メンバーのヒムチャンが、強制わいせつ容疑で裁判中のなか、再び同じ疑いで警察の聴取を受けることになった。
26日、警察によるとソウル・ヨンサン(龍山)警察署はヒムチャンから強制わいせつされたという女性2人の通報を受け、事実確認のため防犯カメラを確保した。
ヒムチャンは先月17日、ソウル市内の飲食店の外に設置された階段で、酒に酔って女性2人にわいせつ行為をした疑いがもたれている。被害を主張している女性たちは、事件発生から数時間後に警察を訪れて自ら申告したことがわかった。2人のうち1人は外国人だという。
2人の女性は、この飲食店でヒムチャンに初めて会ったと主張。この日、1人の女性は注文した食事を待っていた際、ヒムチャンが自身のスマホを無断で持ち去ったことから抗議したところ、ヒムチャンは外の階段で女性の腰を両手でつかみながら「上の階に一緒に行こう」と言ったという。もう1人の女性は「ヒムチャンから胸を触られたように感じ、すぐに猛抗議した」と主張している。
しかし、ヒムチャン側は一部身体接触については認めたが、強制わいせつについては否定。狭い階段で、ほかの客が階段ドアを突然開けたら危険だと思い、その過程でやむを得ない身体接触はあったが、性的な意図はなかったと主張した。
一方、2011年にデビューしたヒムチャンは去る2019年9月、ペンションで20代女性に対して強制わいせつした疑いで起訴され、昨年2月に開かれた1審で懲役10か月の判決を受けた。
その後、判決を不服としたヒムチャンは、先月開かれた控訴審で否認から一転し、容疑を認めた。また、無罪の主張を撤回して反省文を提出した。
これに裁判部は「被害者の回復のために、反省の姿を見せてほしい」として被害者との合意を呼びかけた。
WOW!Korea提供