何より、今回の出演は作品の番宣ではなく、純粋にテレビに出たくてやって来たと言っていたチェ・テジュン。積極的な姿勢で、偽物探しを推理するのに、誰よりも一生懸命だった。時には、“イ・ソンギュンモード”がオンになり、無駄に良い声で鋭い推理を展開したり、店のオーナーに鋭い質問を投げかけたり。徐々にヒートアップし、女優オ・ナラから「血管が浮き出ている」と指摘されるほど熱くなる場面も。
それがかえって、「しゃべりすぎ」と受け取られ、たしかによくしゃべる“おしゃべり”だったため、メンバーたちからスパイではないかと疑われたり、今シーズンは女優チョン・ソミンが不在なことから、レギュラーを狙っているのでは怪しまれたり、この個性あふれるメンバーたちの中にいても、抜群に目立っていた。
この日はもう一人のゲストとして、チェ・テジュン＆パク・シネ夫妻と仲が良いというお笑い芸人チョ・セホも登場。同局の「ユ・クイズ ON THE BLOCK」のようにユ・ジェソクをサポートし、コミカルな掛け合いを見せるチョ・セホに負けず劣らずのトークセンスをチェ・テジュンが発揮し、意外な一面を見た気がした。
また、この回はもう一人、隠れたゲストが潜んでいたのも劇的な展開を生む要因に。シーズン2に初回ゲストで出演したオン・ジュワンだ。結果的に偽物だった“カルビジェラート”の店に行ったとき、イ・サンヨプが見たことがあると言ったのだ。親友オン・ジュワンがドラマ撮影現場に差し入れしてくれた移動式カフェに、この“カルビジェラート”があったと。実はこの移動式カフェは、番組スタッフとオン・ジュワンがイ・サンヨプを騙すため、2か月前から仕込んでいたもの。さらに、垂れ幕のメッセージの頭文字をつなげると、「シック・ス・セン・ス」と書かれたヒントまで隠されていたということがネタ明かしで判明し、一同驚愕の結末を迎えた。
結局、スパイだったオ・ナラは誰からも見破られず、みんなから疑われまくっていたチェ・テジュンに感謝。チェ・テジュンは最後になって、「口数が多かった。でしゃばってすみませんでした」と苦笑い。リベンジの機会がほしいと訴え、テロップには、「テジュンさん、次のシーズンでまた会いましょう」という文字が。遊び心のある番組なので、どんな形であれ、また登場しそうだが、果たして？
WOW!Korea提供
