キム・ジュンス、キム・ソンチョルら出演、ミュージカル 「DEATH NOTE」、緊張感溢れる舞台と爽快な音楽で帰還


韓国で、ミュージカル「DEATH NOTE」新プロダクションが盛況に幕をあげた。

全世界を強打した日本のベストセラー漫画を原作とした「DEATH NOTE」は、名前を書かれると死んでしまうという「DEATH NOTE」を偶然にも拾い悪人らを処断しり天才高校生“夜神月”(やがみライト)と彼と対立する名探偵の”L”(エル)の 緻密な謎解き合戦を緊張感いっぱいに描いた作品だ。人間の醜い欲望と真面目な 正義とは一体何なのかに対する深い響きと問いかけを残している。

今回の公演で一番先に目につくのは舞台の変化だ。公演開始前から客席全体が時針と分針の映像で覆われ観客らを緊張感の中へ入れ込んでいる。鋭敏な線を骨組みにデザインされたグラフィック映像は音楽と場面の変化に合わせ変奏され、舞台の傾斜から床-壁面-天井まで、3面で構成されたディスプレイは3mmのLED 1380枚で繋がっている。超高画質レーザープロジェクターが前面に1台、両側面に2台設置され仮想と現実世界を照らす映像美として注目させる予定だ。

キャラクターに完璧に溶け込む俳優陣の熱演も更に強まった。 “夜神月”(やがみライト) 役のホン・グァンホとコ・ウンソンは平凡な大学生から悪のどん底にまでハマり変わっていくとてつもなく複雑な変化をドラマティックに表現する。 “L”役のキム・ジュンスとキム・ソンチョルは絡み合う頭から屈折した裸足の歩き方、善悪を知ることができないポーカーフェイスな姿を披露する。独り言のような歌詞から込み上げる高音の歌唱力までを聴かせ公演の没入度を高めている。それ以外にも、“夜神月”(やがみライト)を愛する“弥海砂”(アマネミサ)役のKと チャン・ミンジェ、“夜神総一郎”役のソ・ボムソクが共演する。

大衆的で現代的なフランク・ワイルドホーンのナンバーは17人組のオーケストラで洗練されて編曲された。公演は忠武路アートセンター大劇場にて観覧できる。

WOW!Korea提供

2022.04.09