常習賭博論議に包まれていた「S.E.S.」の元メンバー・シュー、論文盗作論議を起こした歌手ホン・ジニョンの復帰はどうなのだろうか。
最近、大衆たちから信頼を失ったスターたちがゆっくりと復帰へのエンジンをかけている。論議による自粛期間というものは決まったことではないが、大衆たちが再びスターを許し、理解するのには時間がかかるはずだ。まだ大衆たちの心の準備はできていないのに、自ら自粛を済ませ復帰へのエンジンをかけるスターたちがここにいる。
まず、「S.E.S.」出身のシューは常習賭博の論議を起こしてから約4年ぶりにカムバックを予告した。TV CHOSUNの「スタードキュメンタリー マイウェイ」を撮影中で放送日は未定。シューの出演分は4月に放送されると推測される。
これに先立ちシューは、2016年から2018年までマカオなどで約7億9,000万ウォン(約7,800万円)規模の賭博を常習的に行った疑いで起訴された。これにシューは懲役6か月に執行猶予2年、社会奉仕80時間を言い渡された。
シューの自粛期間が4年という点を見た時、ある程度自粛をしたと感じられる。しかし4年の時間、シューが復帰をまったく試みなかったわけではない。
2020年、シューは日本の所属事務所を通じてソロデビューのニュースを知らせた。シューが賭博容疑を受けているにも関わらず、日本でソロデビューを強行するという知らせに大衆たちは冷たい視線を送った。
また海外常習賭博容疑を受け、執行猶予を言い渡されている当時にも、SNSに旅行に出かけた写真を掲載し袋叩きにされたりもした。
その後シューはこれといった活動をしなかった。ことし1月にはSNSに直筆の手紙を掲載し、「惣菜店で働き借金を返した」と吐露し謝罪したりもした。しかし論議が起こった時ではなく、4年ぶりに伝えた謝罪に大衆たちは憤った。
ホン・ジニョンの場合、約1年間自粛した。2020年に修士論文が最終的に盗作判定を受け、ホン・ジニョンの学位が取り消された。
これにホン・ジニョンは論文盗作を認め謝罪し自粛に入った。しかし論文盗作論議が起きてから約2か月ぶりにSNSを掲載した。大衆たちは自粛2か月ぶりに復帰への始動を試みるのではないかと冷ややかな視線を送った。
これによりホン・ジニョンは再び自粛に入った。しかし最近、新曲のレコーディングを終えたというニュースを知らせ、4月に復帰することを予告した。1年ぶりに終えた自粛に大衆たちの意見もまちまちだ。
シューとホン・ジニョンがそれぞれの自粛を終え復帰を予告した状況。大衆たちの信頼を失っただけに、彼女たちも固く覚悟をしなければならない。2人が再び大衆たちの信頼を得て活発に活動できるのか成り行きが注目される。
WOW!Korea提供