カンヌ国際映画祭が、ロシアの武力侵攻で苦痛を受けるウクライナに対し「支持」を表明した。
韓国メディア「イーデイリー」によると、カンヌ国際映画祭は2日、公式ホームページを通して「われわれは、ウクライナ国民とその場所にいるすべての人々に対する支援が拡大されることを願い、この容認できない状況に反対し、ロシアとその(国の)指導者たちの態度を非難する人々と意志を共にする」との声明を発表した。
また「ウクライナ国民を満足させることのできる条件で戦争が終わらない限り、ロシア公式使節団とロシア政府に関連する人の入会を受け付けない」と説明。
そのうえで「ウクライナ攻撃と侵略に対抗して、危険の中でデモを繰り広げているロシア内の人々の勇気に敬意を表したい」とし、「1939年ファシストとナチ独裁に抵抗し始まったカンヌ国際映画祭は、平和と自由を守る主の目的のために暴力、抑圧、不公正を糾弾する声を高める芸術家と産業専門家らのために、いつも奉仕する」と述べた。
カンヌ国際映画祭は、ベルリン国際映画祭、ベネツィア国際映画祭と共に「世界三大映画祭」と呼ばれている。毎年5月、フランス南部の都市カンヌで開催される。
WOW!Korea提供