釜山市の南山高校は10日午前、校内の図書館で行われた「第31回卒業式」で「ジョン・ヨンファ奨学証書」の伝達式を行ったと15日に明らかにした。
ジョン・ヨンファはこの学校の17回卒業生で、2018年から毎年1500万ウォンの奨学金を寄付している。
南山高はこの日、伝達式を通じて6人の学生にそれぞれ200万ウォンずつ合計1200万ウォンの奨学金を授与し、300万ウォンは教育活動支援のための学校発展基金として使用する予定だ。
ジョン・ヨンファは、動画を通じて卒業する後輩たちを祝い、激励した。
この学校は、ジョン・ヨンファに感謝牌とともに生徒たちが感謝の思いを込めて書いた直筆の手紙を伝える予定だ。
イ・ジョンミョン南山高校校長は「自分の夢を叶えるために絶えず努力してほしい」として「ジョン・ヨンファ先輩のように目標を成した後も、誰かを助けることができる人になることを願う」と話した。
一方、「ジョン・ヨンファ奨学生」は成績だけでなく、リーダーシップと奉仕精神に透徹した学生たちを選定する。選ばれた学生たちは、卒業後も後輩のためのメントリング活動に参加し、自分なりの学習方法や入試に役立つ情報をまとめた資料集も編纂する予定だ。