そんなお母さんに、今回は料理を手伝ってほしいと頼まれたジュンス。「食べる準備しかできていない」と言いつつもムサム(甘酢大根巻き)作りに挑戦。料理はできないし、するのも嫌いだと言っていた通り、なかなかできず、上手くできなかったものは、そのまま自分の口へ。その後、お父さんと一緒に野菜チヂミも作った。お父さんは常々、「妻に愛されたかったら、皿洗い、洗濯はできなくてはいけない」と言っているらしく、料理も若い頃は手伝っていたという。まさに、この料理が今回の“新郎授業”だった。
その間、お母さんは息子たちが好きなタッポックンタン(鶏肉とじゃがいもの煮物)など、愛情あふれる料理を準備。絵に描いたような一家団らんだったが、突然お父さんが、お母さんの料理で好きなのは「タッポックンタン?ペクスク(丸鶏の水煮)?」と究極の二択質問をし、それが場の雰囲気を一瞬にして変えてしまった。
ジュンスとジュノは二人揃って「ペクスク」と即答したのだ。タッポックンタンをおいしそうにガツガツ食べていたのに。お母さんだけが「本当に?ペクスクも準備しようかと思ったんだけど」と戸惑いを隠せないようだった。
これには、スタジオで見ていた女性MCの女優キム・ウォニと女性お笑い芸人ホン・ヒョンヒがすぐさま反応。「お母さんがどれだけガッカリするか」とお母さんの気持ちを思いやり、もし結婚して妻にそんなことを言ったら、雰囲気が悪くなるなど女性の気持ちを理解するようにと喝を入れ、ジュンスは苦笑い。
ところが、VTRではその後もジュンスが一番好きな韓国料理はペクスクだと話し、ジュノもおばあちゃんがペクスクをよく作ってくれたと二人揃って空気を読まず、ペクスク話で盛り上がる始末。このとき、お父さんはじっと黙ってやり過ごすという中立的な立場をとっていたが、ある意味、家族のよくあるリアルな一コマだった。
そして、食事の後、またもや愛犬チューがジュンスとジュノのどちらを気に入っているかをテストするゲームをし、チューは5年半育てているジュノより、愛情を注いで接しているというジュンスの元へ。この日一番の笑顔で、してやったりのジュンスは「期間ではなく、愛情が大事」と力説し、そのはしゃぐ姿が愛犬並みにキュートだったのも印象的だった。
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