【全文】ガールズグループ「H1-KEY」メンバーのシタラ、母国タイで「ボイコット」の動き…事務所側「メンバーの変更はない」


韓国新人ガールズグループ「H1-KEY」側がタイ出身のメンバー・シタラ(SITALA)を取り巻くタイ内での“ボイコット”の動きがあることに対する立場を8日、発表した。

最近、タイの一部ネットユーザーらはSNS上で、「BANSITALA」というハッシュタグをつけて、「H1-KEY」のメンバー・シタラに対するボイコット運動を繰り広げた。ネットユーザーらは故人となったシタラの実父が軍部クーデターを触発したインラック・シナワトラ政府反対デモに介入した人物で、シタラも家族と一緒に政治的集会に参加したことがあるという点などを指摘し、シタラの歌手活動に対する反発の声を上げた。

以下、GLG公式立場全文。

こんにちは。H1-KEYの所属事務所GLG(GRANDLINE GROUP)です。

GLGはまず今回の事案に関して傷つき、苦痛を受けた方々に深くお詫び申し上げます。それとともにタイの安寧と平和を心よりお祈り申し上げます。

今回、タイで起きたH1-KEYのメンバーであるシタラと故人となった彼女の父親に関する論争はタイの歴史や政治、経済構造、社会的脈絡など、多様な側面を考慮しなければならなかったため、私どもが状況を十分理解して対応するまで非常に慎重になる部分がありました。

GLGはタイ市民の皆さまの心配と願いを認知した瞬間からこの立場文を作成する瞬間まで、故人となったシタラの父親の過去の行動と当時、未成年者だったシタラに父親が及ぼした影響、そして、現在も成長中のシタラについてくまなく調べました。

その結果、GLGはすでに故人となった父親の行動などを理由に、シタラに不利益を与えることはできないという結論に至りました。特別な事情がない限り、シタラ自身の責任範囲を超えた行為まで責任を負わせるのは行き過ぎだという判断があったためです。したがって、これによるメンバー変更はない予定です。また、シタラが本人の父親をロールモデルに選んだのは、一家の家長であり、長時間俳優・監督として活動した芸術家としての父親を念頭に置いて挙げたもので、父親の政治的行動まで念頭に置いたものではなかったことを明確にします。

今、シタラはとても大きくなった母国内での論争と現状に心を痛めながら、自分を振り返っています。また、今回のことをきっかけに、タイの現実をより正確に直視することになりました。

私どもが見てきたシタラはとても礼儀正しく、誠実な人物です。本人の祖国であるタイを誇りに思い、タイの文化と歴史的遺産、そしてタイ市民を心から大切に思っており、愛しています。本人の成功目標のうちの一つに、タイの国家的威信を高めて、タイ国民に少しでも温かさを返したいということをいつも挙げており、その夢を叶えるために何も知らない場所で、今までたくましく堅固に努力してきた人です。このような彼女の努力が無駄にならないよう、そしてシタラが愛するタイにどのような方法であれ、報いることができるよう、どうかたくさんの応援と温かい目で見守ってくださいますよう心からお願い申し上げます。

GLGも今回のことを機に、国内外のファンの愛と心配事により一層注意を払うことをお約束いたします。

重ねてタイの平和と安寧をお祈り申し上げます。

GLG(GRANDLINE GROUP)

WOW!Korea提供

2021.12.08