BTS(防弾少年団)のグラミー4大本賞除外に外信も、“受け入れがたい”と糾弾

 

外信「BTS、ブロックバスター級の成功にも拒絶」と批判
AP通信はこの日、グラミーが発表した候補名簿について「『今年のレコード』と『今年の歌』部門でソーシャルメディアと音楽チャートの両方を席巻したいくつかの主要シングルが除外された」として「さらに驚くべきことは、BTSの『Butter』が除外されたということだ」と報道した。


ロサンゼルス・スタイルズ(LAT)は「グローバルポップの突風を巻き起こしたBTSが、ブロックバスター級の1年を過ごしたが、1部門の候補にとどまった」として「『Butter』がビルボードの『ホット100』で10週間トップを維持したが、『今年のレコード』と『今年の歌』部門から除外された」と伝えた。
USAトゥデイは「『Butter』は歴史上最も成功したデビュー曲で、Spotifyなどの音源チャートで世界記録を更新したヒット曲」として「このような歌が『ベストポップデュオ/グループパフォーマンス』部門ひとつにノミネートされたことに納得できるか。ARMY(BTSファンクラブ)の意見を聞きたい」と叫んだ。

グラミー、3大ポップミュージック賞の中で最も排他的
「グラミー賞」は歌手、プロデューサー、録音エンジニア、評論家など音楽専門家団体であるレコーディングアカデミーが主管する米国大衆音楽界最高権威の授賞式だ。AMA、ビルボードミュージックアワード(BMA)などと共に3大大衆音楽賞に挙げられる。


「グラミー賞」の場合、レコーディングアカデミー会員のうち投票権がある会員1万1000人余りの投票で決定される。これにより、レコード販売量など商業成果よりは音楽的完成度に焦点を合わせて候補を選定すると知られている。
ただし、グラミーは会員だけが投票権を持つため大衆的評価とは乖離があるうえ、保守的・排他的という批判が絶えなかった。特に、白人男性ではない非白人と女性アーティストに対する評価が弱いという批判が毎回提起されてきた。

2021.11.24