久しぶりに対面での公演なのに眉をひそめたくなるような自己中心的な一部ファンの行動が問題になっている。
今月14日、キョンギド(京畿道)コヤン(高陽)市のイルサンKINTEXで「2021 WORLD K-POP CONCERT」が開催され、対面公演を待ち望んでいたファンやアーティストが久しぶりに会った。しかし一部のファンの自己中心的な行動のため、公演の進行が妨害された。
アーティストの肖像権保護のため、今回のコンサートでは観客のカメラ所持を禁止した。しかしすでにオンラインでは自分の座席を明らかにして、いわゆる“代理撮影者”として公演に来られないファンに歌手の写真を撮って販売するという文章が掲載されていた。コンサート会場の入り口では、隠しカメラを服の中に入れる様子も見られた。
会場内でカメラを出して撮影しようとすると、スタッフがすぐに制止する。問題は、コンサート中に警備員と大声でもめてコンサートを妨害し、警備員たちはそれ以上対応できなくなる状況となったのだ。
“代理撮影者”の問題は、ボーイズグループ「NCT DREAM」がステージに上がった時に大きくなった。中央の客席で一斉に“大砲”と呼ばれる大きなレンズのカメラでシャッター音を鳴らして撮影を始めた。そして問題はそこで終わらなかった。「NCT DREAM」のステージが終わり、キー(SHINee)のステージが始まる瞬間、「NCT DREAM」のメンバーを撮影するためにカメラを持ったファンが会場を出たのだ。
(2ページに続く)