パク・ヒョンシクは「ハピネス」でこれまでとは180度違う姿を見せている。運動選手出身の刑事というキャラクターに現実味を与えるために体を作り、様々なアクションをこなしている。2話まで放送された「ハピネス」のパク・ヒョンシクは、鷹の目のような鋭さで殺人事件の鍵を探し出し、強烈なアクションでリアル感を高める一方、劇中ハン・ヒョジュに対する純愛まで見せた。もう、私たちが知っていた母性本能をくすぐるパク・ヒョンシクではない。
除隊後の初作品としてファンが愛したイメージではなく、違ったイメージへの変身を敢行するというのは容易ではない決定だったはずだ。しかし、パク・ヒョンシクは「ハピネス」のために、「ハピネス」の中のチョン・イヒョンのために果敢な選択をし、熱い努力と情熱を加え、その選択の正しさを証明している。
こうして「ハピネス」は、コンテンツ激戦地と呼ばれる金曜日の夜に意味ある歩みを続けている。TVINGとtvNで同時放送され、熾烈な作品が競い合うにもかかわらず、1話と2話ともに着実に視聴率を記録していった。パク・ヒョンシクをはじめとする俳優たちの努力と情熱が「ハピネス」の作品性と相乗効果を発揮した結果だと見ることができる。
一方、「ハピネス」は毎週金曜日と土曜日の午後10時40分、TVINGとtvNで公開される。