世界中で多くの人々に愛されているアーティストBTS(防弾少年団)の姿や声などを盛り込んだ「非代替性トークン(NFT)」がリリースされる。
4日、ウォールストリートジャーナル(WSJ)は限定版フォトカードと同様に収集したり、取引できるBTSメンバーたちのデジタルカードが販売される予定だと報道した。 このデジタルカードはメンバーの写真や映像、声などのコンテンツを盛り込むものとみられる。
NFTは、ブロックチェーン技術を活用したデジタル技術で複製が不可能で、取引記録が残るというのが特徴だ。デジタルを基盤にするため保管が容易で、実物に比べて売買が容易という長所もある。 主に暗号資産(仮想通貨)を利用して取引する。
BTSのNFTがリリースされる場合、世界中にいるファンたちから関心を集めるものと予測される。 事実上“限定版グッズ”であるだけに所蔵価値も高いとみられる。
所属事務所HYBEは暗号資産の取引所アップビートを運営するドゥナムと提携してNFT市場進出を公式化した。HYBEはBTS NFTの具体的なリリース日程は明らかにしなかった。
パン・シヒョクHYBE理事会議長は「フォトカードはアーティストの多様な魅力と瞬間を盛り込んだもので、通常は数量限定のためファン同士で交換をしたりする」とし、「デジタル上でフォトカードの固有値認証を受けて永久的に所蔵するようにして、収集・交換・展示も可能になるなど多様な方法でファンの経験を広げていく方法をドゥナムと具体化している」と話した。