GRAY は6年も前のことだから、もうしこりは残っていないとし、「お元気でしたか?」と声をかける気遣いを見せ、強烈なラップを披露したSan Eに合格を言い渡した。
ほかにも、最近のヒップホップシーンで頭角を現しているsokodomoやDon Mills、シーズン9に続いて再挑戦するKhakiiやアン・ビョンウン、「リズムパワー」の地球人など個性的なラッパーたちの姿が見られた中、一際注目を集めたのが故チェ・ジンシルさんの息子で、新人ラッパーZ.flatとして2020年にデビューしたチェ・ファニ。
「単純に自分が作った音楽を好きになってほしい。うちのお母さんの息子、故チェ・ジンシルの息子ではなく、チェ・ファニとして印象付けたい」と出演を決めた理由を明かし、審査はGaekoが担当した。チェ・ファニは切実な表情で、自分の家庭環境などを率直に表現した歌詞のラップを披露。
Gaekoはしばらく悩んでいたが、「ラップはさておき、感情がすごく伝わってきたので審査が大変だった。ラッパーとして未熟な部分はあるけれど、真心という点においては圧倒的だった」と合格のネックレスを渡した。
「SHOW ME THE MONEY」はここ数年、番組が始まると、参加者の大麻吸引容疑や性的暴行疑惑などの不祥事が発覚し、物議を醸すということがたびたび起こってきたが、今シーズンはどうだろうか。次回は、60秒ビートラップの第2次予選の模様が公開されるが、初回では詳しく紹介されていないラッパーたちもまだまだいる。衝撃の展開もありそうなので、ますます面白くなっていきそうだ。
WOW!Korea提供