※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
ボーイズグループ「ASTRO」のチャ・ウヌが“顔の天才”のイメージを超え、俳優として成長している。
tvN水木ドラマ「女神降臨」(脚本:イ・シウン/演出:キム・サンヒョプ)が10代の少年少女たちの成長と彼らのキュートなロマンスを描きながら、人気の中で韓国で放送されている。
ドラマ「女神降臨」は同名のウェブトゥーンをリメイクした。原作の主要ストーリーをキープしながらシットコムのようなユーモアのある雰囲気をさらに強調し、視聴者たちから愛されている。彼らの話に家族愛、家庭の重要性を強調する物語の数々が加えられ、非現実な人物にリアル感を吹き込んだ。
さらに人物たちの危機と傷を克服する成長ストーリーとして視聴者たちの愛情こもった支持を導き出している。中心となるムン・ガヨン演じるイム・ジュギョンだけでなく、チャ・ウヌ演じるイ・スホ、ファン・インヨプ演じるハン・ソジュンなど、主要人物たちが“成長痛”を経て、さらにいっそう成長していく姿が描かれた。
キャラクターたちの成長物語の向こうに俳優たちのドラマティックな成長の様子も見える。特にその中でアイドルグループ「ASTRO」のメンバーとしてデビューし、少しずつ俳優として定着しているチャ・ウヌの活躍も注目に値する。
チャ・ウヌは「女神降臨」の強力なイメージだ。漫画的な設定のウェブトゥーンをリメイクしながら、実写化する中で最も要だったシンクロ率で“合格点”を取るようになったのは、“顔の天才”と呼ばれるチャ・ウヌの力が大きかった。デビューと同時に“無欠点”なルックスで注目されていた彼の魅力が、ドラマの漫画的な設定の説得力を高めたのだ。放送中にチャ・ウヌの彫刻のようなルックスに対する熱いリアクションが相次ぎ、話題性までも責任を取った。
演技力も比較的短い経歴にも関わらず早く成長し、日増しに好評が続いている。2018年のドラマ「私のIDはカンナム美人」で本格的に演技を始めた彼は、「新米史官ク・ヘリョン」に続き「女神降臨」に出会った。演技キャリアがあまりないため、序盤には演技力への指摘も受けていた彼だ。
懸念と期待の中で出演した「女神降臨」でチャ・ウヌは少し余裕を持った姿だ。俳優自らが没頭して楽しむ姿が目に見える。ぎこちないが少しずつ心を開くイ・スホの変化はチャ・ウヌとも似ている。
社会性に欠けていたイ・スホがイム・ジュギョンに出会い少しずつ心を開き、疎遠になっていた友人や家族たちとの関係を回復しながら変わっていく過程に没頭させる。これに加えてイメージからは想像できなかったコミカルな演技も消化している。
ドラマ序盤の感情演技と後半部の演技は確実に変化している。自ら人物に没入し演技をしながら、視聴者たちの心も動かしているのだ。“演技くささ”が現れていた過去とは異なり、今はイ・スホとなった彼の姿を見ることができる。美貌が浮き彫りされたイメージを超え、ダイナミックで心を動かす俳優として成長しながら視聴者たちに楽しさを与えている。
ドラマの高い人気に加え、熱心な視聴者たちからトキメキや切ない感情を引き出しているチャ・ウヌは日増しに好感度と認知度を高めている。韓国だけでなく海外の韓国ドラマ視聴者たちにも熱い反応を導き出し、韓流ファンダムも急速に増えている。それだけ「女神降臨」以後、俳優として見せる次の歩みにも期待が寄せられている。
WOW!Korea提供