韓国出身の5人組ロックバンド、N.Flying(エヌフライング)が、7月26日、27日に東京・マイナビBLITZ赤坂で、初の2Daysライブ『N.Flying ONE MAN LIVE IN JAPAN-THE REAL II-』、『N.Flying ONE MAN LIVE IN JAPAN-THE REAL III-』を開催。5月に韓国でリリースされた4thミニアルバム『HOW ARE YOU?』収録全曲を核に、事務所の先輩であるFTISLAND、CNBLUEらのカヴァー、そして、ダンス曲であるK-POPの名曲をバンドアレンジにした“K-POP MASH UP”など、N.Flyingを形作った楽曲へのリスペクトあふれる構成でファンを沸かせた。また、最終日には12月に東名阪で開催される初の日本ツアー『N.Flying 1st Livehouse Tour-THE REALⅣ-N.Flyingの新たなライブ公演、東名阪を巡る初のTour』がサプライズで発表された。
N.Flyingは、FTISLANDやCNBLUEらを輩出した韓国のFNCエンタテインメントに所属するイ・スンヒョプ(ボーカル&ラップ)、クォン・グァンジン(ベース)、チャ・フン(ギター)、キム・ジェヒョン(ドラム)、ユ・フェスン(ボーカル)の5人から成るグループで、ラップ×ロックを取り入れた楽曲スタイルから“ニュー・トレンド・バンド”と称されている。今年3月の初のワンマンライブから始まった「-THE REAL-」ライブシリーズだが、今回は初の2Daysという形で開催。IIとIIIというタイトルが表すように、2日間でセットリストもアレンジも変えて臨んだ。
ドラムセットの後方に、N.Flyingのロゴが入った大きな赤いフラッグが掲げられただけのシンプルなステージでオープニングを飾ったのは、韓国最新アルバム『HOW ARE YOU?』のリードトラックで、夏らしいさわやかさが感じられるミドルテンポの「HOW R U TODAY」だったが、冒頭から韓国特有の応援コールも全開で、ファンもN.Flyingもどんどんテンションが上がっていく。同じく新曲「UP ALL NIGHT」で、スンヒョプとフェスンの2ボーカルがファンを引き込んでいき、ちょっとコミカルな「Hot Potato」ではスンヒョプ、フェスンのボーカルに加えて、ベースのグァンジン、ギターのフンもステージの上でクロスしたり、ドラムのジェヒョンが立ち上がってフロアを煽ったり、アイドルとしての一面も感じさせる盛り上がりを見せた。
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