成功のキーはキム・スヒョン、「リアル」も大当たりなるか?

俳優キム・スヒョンが鍵を握っている。放送出演等を通して新作を知らせるのに最善を尽くしている彼が、2013年映画「シークレット・ミッション」の成功を再演することができるだろうか?
映画「リアル」はカジノ・シエスタを奪われる危機に処した暴力団のボスのチャン・テヨンの前に、彼と名前だけでなく顔まで同じ怪しい投資家が現れて起こるアクションノワールだ。「シークレット・ミッション」以後4年ぶりにスクリーンに帰ってきたキム・スヒョンの新作でもあるこの映画は、公開前から多彩なイシューで世間の関心を受けている。
110億ウォン以上の制作費がかかった「リアル」はキム・スヒョンの出演だけで予備観客の熱い関心を集めた。中国のアリババピクチャーズから投資を受けて、中国と韓国で同時封切りをする予定だったが、サド配置余波でこれが難しくなって、韓国で先に封切りすることになった。予定したより遅れて封切りすることになったこの映画は、制作中盤に監督交替も体験せざる終えなかった。最初に「リアル」のメガホンを取ったイ・ジョンソプ監督が降板して、制作会社の代表として知られたイ・サラン監督が後半作業を引き継ぐことになった。


韓国と中国の資本と人材が同時に入った韓中合作映画は、韓国では興行して大きな利益を得ることが出来なかったことが多い。ハ・ジウォン、チョン・ジョンミョン、チェン・ボーリン(陳柏霖)が出演した「命がけの恋愛」(2015)、ソン・イェジン、チェン・ボーリン(陳柏霖)が主演した「悪い奴は必ず死ぬ」(2016)のような映画が代表的だ。「リアル」は中国の投資を受けたが、韓国制作会社とスタッフ、俳優が作ったという点で言及した韓中合作映画らとは異なるが、一編の映画に資本が及ぼす影響力が非常に大きい点を考える時、韓国の観客だけのための映画だと言える作品ではないことも事実だ。
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2017.06.23