成功のキーはキム・スヒョン、「リアル」も大当たりなるか?

その中で、中心になっているのは主人公キム・スヒョンだ。キム・スヒョンはMBCドラマ「太陽を抱く月」を通じて一躍スターダムに上がってから、映画「10人の泥棒たち」を通じて千万人動員俳優に浮び上がった。以後ウェブドラマを原作にした映画「シークレット・ミッション」にワントップ主演した彼は優れた演技力とスクリーン掌握力で映画の興行を導いた。「シークレット・ミッション」は批評的な面があり、そんなに良い評価を受けた作品ではなかったが、封切りと当時にボックスオフィス1位になり、700万近くの観客を集めた。(695万 9083人、映画振興委員会統計情報)
「シークレット・ミッション」の成功は「10人の泥棒たち」の成功と違った。「10人の泥棒たち」はキム・スヒョンの他にもキム・ユンソクとイ・ジョンジェ、キム・ヘス、チョン・ジヒョンなどトップスターが一つになったうえに、演出力を認められたチェ・ドンフン監督により興行を約束されていた作品だった。だが「シークレット・ミッション」はキム・スヒョンとソン・ヒョンジュの他には特に信じて見れる俳優と呼ぶほどの俳優がいない状況で、キム・スヒョンの演技力と人気で爆発的な興行に成功した。


まだ何も分からない状態の「リアル」が持っている可能性のキーは、「シークレット・ミッション」の成功を引き出したキム・スヒョンが握っている。キム・スヒョンがトップワン映画の「リアル」で「シークレット・ミッション」に続く新しい成功神話を作り出すことができるだろうか? 映画の内容に対する評価とは別に、キム・スヒョンがこれをまた可能にするならば、彼のチケットパワーはより一層高い価値を受けるだろう。「リアル」は今月26日に言論配給試写会を開き、28日全国の映画館で封切りされる。

2017.06.23