アイドルがミュージカルで一つの舞台に

人気アイドルグループBTOBのチャンソプは「ミュージカルの授賞式で新人賞をもらうのが目標です」と話した。またVIXXケンは「ミュージカル俳優が夢です」と明らかにした。2人とも歌手として多様なステージを経験しているが、ミュージカルというジャンルは彼らにはまた別の夢であり目標だ。
アイドルグループのメンバーがミュージカルのステージに上がるのはもう珍しいことではない。それだけ多くのアイドルがミュージカルというジャンルに挑戦し、また、位置を固めたアイドルもいる。
だが、明らかに過去と違った。観客が自然に受け入れ、さらに作品に参加するアイドルもやはり単純な「挑戦」で終わらないで、さらに高いところに向かっている。


アイドルグループが属しているある企画事務所の関係者は「現在のミュージカルは多様な活動分野のひとつではなく、最も優先されている重要な活動に変わりました」と話した。理由は「歌と踊り、演技まで3拍子を完ぺきにしてこそ可能なジャンルがミュージカルなので、ファンたちはもちろん関係者たちにも実力を証明することができます。また、ミュージカルの海外進出も活発になされるので一石二鳥です」と説明した。
このような脈絡で今月19日に幕を開いたミュージカル「ハムレット」は注目するに値する作品だ。主人公であるハムレットに全部で4人の俳優が出演するが、その中の3人が現在アイドルグループで活動しているB1A4シヌゥ、VIXXケン、BTOBウングァンだ。
決して軽い作品ではない。「ハムレット」は2007年に国内で初演、シェークスピアの悲劇「ハムレット」を土台にする。ミュージカル化した原作者であるJanek Ledecký(ヤネック・レデツキー)の代表作で、1999年チェコで大きな人気を得た。以後2003年にアメリカに進出した。今年韓国内ステージはRobert Johanson(ロバート・ヨハンソン)が演出を引き受け、振付け師Jayme McDaniel(ジェイミー・マクダニエル)ジェイミーメクタニエルが手を握って完成度を高めた。
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2017.05.26