バラードのプリンス ウジュの歌声に酔いしれた夜!~金宇宙“ウジュパーVol.2”セカンドライブ~

 

2007年2月23日、24日渋谷DUO Music Exchangeにて金宇宙(キム・ウジュ)が日本でのセカンドライブを開催した。 23日は雨模様、「僕のコンサートの時はいつも雨ですね!僕じゃなくて社長さんのせいじゃないかな・・・」とまだ勉強中の日本語でトーク。そして「僕の日本でのレコード会社とデビューが決まりました!!」というビックニュースもファンに報告された。

現在韓国と日本を行き来しながら歌手活動をしている彼は、2003年のSKY Entertainmentが主催したオーディションで、ベビーフェイスからは想像できない歌唱力と歌の表現力が賛美を受け2005年歌手デビューを果たしたシンデレラボーイ。韓国で2枚のアルバムを発表したのち、2006年から活動の場を日本へと広げた。日本での生活をブログで公開し日本語日記を彼自身が綴っている。またオフコースベストアルバム「i(ai)」のテレビCMにも起用され"あの中に出てくる男の子は誰なの?"という問い合わせが寄せられた。

 

"金宇宙 ウジュパーVol.2 セカンドライブ"はキーボード、ギター、ドラム、ベースのバンド演奏と彼の歌という形式で進められた。黒のロングジャケットにパンツ、デザインの美しい赤いシャツ、首に水玉のロングストールという大人っぽいスタイルで登場。 アルバム収録曲「こんな男」「別れはない」「手紙」「別れ」「毒」などを歌い自身もファンだと話す宇多田ヒカルの「First Love」尾崎豊の「I Love You」などを日本語で歌った。客席からは「可愛い~」「ウジュ君~」「ファイティング」という熱い声援が飛びかった。女性歌手の歌をカバー出来る程の音域の幅は相変わらず健在だが、歌詞にさまざまな表情、色をのせて歌える歌手としての成長をみせ、バラードからポップス、ラップまでアンコール3曲を含め全16曲を歌いきった。

1985年生まれの青年"金宇宙(キム・ウジュ)"は、小さい頃から歌手になることを夢として今まで歩んできた。夢を叶えた今も努力を惜しまず、歌道に精進している周りの人への気遣いも忘れない好青年。韓国から両親もライブを観るために来日し、日韓で頑張る彼に勇気と力を与えた。アンコールでステージに登場した彼は何度も「アリガトウゴザイマス」と満面の笑みで挨拶をした "次回はどう成長しているのか楽しみでならない"若手実力派アーティストだ。

 

2007.02.28