≪K-POP NOW+≫「NewJeans」4周年コンテンツで“美感論争”勃発…「NewJeansらしさ」はどこへ

「NewJeansらしさ」は、本当に失われたのだろうか――。

約2年ぶりに公開された「NewJeans」の団体コンテンツをきっかけに、オンライン上では思わぬ議論が巻き起こった。

「どこか野暮ったい」「普通のガールズグループのようになった」「NewJeansらしい感性が感じられない」。一方で、「記念コンテンツだけで判断するのは早い」と冷静な見方も少なくない。

この議論の本質は、単に公開された映像の良し悪しではない。「NewJeansらしさ」という、K-POPでも唯一無二のブランドを築き上げてきた世界観を、グループは今後も受け継いでいけるのか――。デビュー4周年を迎えた彼女たちは今、第2幕の入り口に立っている。

■約2年ぶりの公式コンテンツが呼んだ“美感論争”

「NewJeans」は7月22日、デビュー4周年を記念したスペシャルフィルムを公開した。2024年にリリースした日本デビューシングル『Supernatural』以来、約2年ぶりとなる公式コンテンツだ。

ADORは「長い間待ってくれたファンとデビュー日を一緒に祝いたいというメンバーたちの思いを込めた」と説明。久々の公式コンテンツだけに、本格的な活動再開が近いのではないかとの期待も高まっている。正式発表はないものの、MINJIの復帰にも関心が寄せられている。

しかし公開直後から、オンライン上では「NewJeansらしい感性が薄れた」との声が広がり、いわゆる“美感論争”へと発展した。

映画ポスターデザイナーのパク・シヨン氏は、「野暮ったい」「昔の音楽番組のような雰囲気」と厳しい評価を示した。また、『Attention』『Super Shy』などのミュージックビデオを手掛けたシン・ヒウォン監督も、自身のSNSに「The power of the director(監督の力)」との意味深なコメントを投稿し、注目を集めた。

■問われているのは「映像」ではなく「世界観」

今回の議論は、一つの映像作品への評価にとどまらない。

「NewJeans」がここまで支持を集めてきた理由は、ヒット曲だけではないからだ。

2022年7月22日、『Attention』のミュージックビデオをサプライズ公開してデビューすると、『Hype Boy』『Ditto』『Super Shy』などを立て続けにヒットさせ、“イージーリスニング”という新たな流れをK-POPシーンに定着させた。

さらに、ロングヘアにグラフィックTシャツ、ワイドパンツ、スポーティーなヘアバンドやキャップといったY2Kファッション、グループを象徴するウサギのキャラクター、アルバムやビジュアルデザインまで、すべてが一つの世界観として統一されていた。

その中心にいたのが、ミン・ヒジン前代表だった。

音楽、ファッション、デザイン、映像を一つのブランドとして成立させた「NewJeansらしさ」は、他のグループにはない最大の競争力となっていた。
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2026.07.31