
株式会社マガジンハウス発行のライフスタイルマガジン「Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)」2026 年 10 月号の表紙に K-POPの革新的なクリエイティブディレクター、ミン・ヒジンが登場。自身の世界観が詰まった住まいから、今年 2 月に本格始動した「ooak records」のオフィス、ソウルのお気に入りスポットまで案内してくれた。
K コンテンツ=韓国のエンターテインメントが世界を席巻して久しいですが、近年は建築、デザイン、ファッション、アートなどの分野でも影響力を増している。そんなソウルの今を感じるインテリアと、建築家、デザイナー、フードエッセイストなどが案内するシティガイドからなる特集「ソウル・ライフスタイル・ガイド」。ミン・ヒジンにまつわる内容は表紙+26 ページにわたり掲載している。
表紙はミン・ヒジンが約 15 年前に初めて手にした古いマンションの一室を、こだわりを随所にちりばめてフルリノベーションした思い入れの強い住まいだ。
「もともと空間に興味がありました。典型的なインテリアに自分を合わせるのではなく、私の生き方に合わせて空間を彩りたかった。工夫を凝らして作った家だからこそ強い愛着があります」と語る。
また、現在、拠点とするソウルの住まいにもお邪魔した。欧米のミッドセンチュリー期のヴィンテージ家具、韓国の若いデザイナーやアーティストの作品、何げない雑貨とともに思い出の品やレコード、そして、植物が渾然一体となった、ミン・ヒジンさんのアートワークの世界観を凝縮したようなインテリアだ。


「私の性格のように、まったく異なるデザインを混ぜ合わせるのが好きです。それらが不思議なハーモニーを生み出すのを楽しんでいます」とミン・ヒジン。
「ソウルという街の魅力は、都心に山と水が共存している点、過去の郷愁をかき立てる素朴で飾らない時代の情趣があちこちに残っている点です。一方で、非常に速いスピードで変化し、発展している街だと思います」と語るミン・ヒジン。
「ミン・ヒジンのソウル案内。」という企画では、ミニシアター、ヴィンテージ家具屋、ライフスタイルショップ、韓国家庭料理屋、リスニングスペースといったお気に入りのスポットを紹介してくれた。
そして、今回のソウル特集を企画する中でミン・ヒジンさんと編集部の「ブランドとのコラボレーションがあれば面白いのでは」というアイデアから実現したのが、今年 2 月に本格的に始動したミン・ヒジンのレーベル「ooak records」と三好良が手がける人気ブランド「everyone」による「everyone ok」。キャップや T シャツなどのアイテムを製作し、本誌には付録のステッカーを収録した。
「『everyone』は韓国の若い世代にとても人気で、もちろん知っていました。私は普段からメンズのアイテムを好むので、そもそも好きなテイストなんです。コンセプトは『すべて OK!』『すべて OK?』という2 つのメッセージを同時に伝えるもの。両義的な意味を提示すると人々は想像力を働かせます」
「everyone ok」のアイテムは Casa BRUTUS のオンラインストアで 10 月 1 日(木)より受注販売開始。それに先立つ9月19日(土)には「everyone Maebashi」にてミン・ヒジンさんが降臨する POP UP の先行受注販売会を実施予定。

最後に今回のソウル特集に参加した感想をミン・ヒジンから Q&A でコメントを寄せた。
Q.「Casa BRUTUS」ソウル特集への出演を打診された際の感想を教えてください。雑誌の表紙になるのは初めてですか?
はい、初めてです。「Casa BRUTUS」は普段から好きな雑誌ですし、ソウル特集の表紙ということで、私にとってとても意味のあることだと感じています。今回の『Casa BRUTUS』との仕事は、私が好きなソウルの風景や空間、そして、以前から関心を持ってきたファッションやデザインまでを自然につなげてお見せできる機会になりました。
「ooak records」もまた音楽というひとつの領域に限定するのではなく、アーティストと音楽を中心に、さまざまなクリエイティブが自由につながり、広がっていくような活動を見せていきたいと思っています。
Q.これまでメディアのインタビューはあまり受けず、家のインテリアの全貌を公開することもなかったと思います。今回はなぜ引き受けてみようと思ったのでしょうか。また、実際に特集に参加してみた感想を教えてください。
これまでもさまざまなお話をいただいてきましたが、あまりその必要性を感じてこなかったのだと思います。今回『Casa BRUTUS』のお話をお受けしたのは、今のソウルを紹介する企画としての象徴性と、編集長の存在が大きかったと思います。
2024 年に初めてお会いした際、日本の「お土産」として持ってきてくださった、なかなか手に入らない本などが、驚くほど私の好みにぴったりだったことをよく覚えています。とても嬉しい思い出です。私についてよく調べ、理解してくださっていると感じたので、一緒に仕事をすることへの期待が生まれました。そして数カ月にわたる制作を通して、編集長と Casa BRUTUS 編集部の皆さんには、大きな親しみと仲間意識を感じるようになりました。驚くほどのスピード感と正確さ、そして、細やかな心遣いにあふれた制作過程そのものが、とてもいい思い出になっています。すべてが本当に楽しかったです!
Q.これまでアートディレクター、クリエイティブディレクターとして、ビジュアルを制作する立場だったと思います。一方で「ミン・ヒジンのソウル案内。」では被写体となりました。しかも、撮影したのは一緒にビジュアルを作ってきたソン・シヨンさん。そのような役割を果たした感想を教えてください。
自分が被写体になることにはかなり慣れていないのですが、面白かったです。特にソン・シヨンさんは、私にとって末の弟のような、家族に近い存在であり、長年一緒に仕事をしてきた大切な仲間でもあります。被写体を捉える彼ならではの淡々とした視線を普段からとても高く評価しています。すでに私のことをよく理解してくれているので、今回もとてもスムーズに撮影を進めることができたと思います。
Q.現在は WEB や SNS が全盛の時代で、ご自身のクリエイティブディレクションにもそれらを活用してきたと思います。一方で、ミンさんの家には書籍や雑誌がたくさんあったことが印象的でした。そのような Old Media を大切にする理由を教えてください。
真心や誠実さのこもったコンテンツは、いつの時代も大切なものだと思います。そして、そうした真心は時代を超えて大きな力を持ち続けます。「良い」コンテンツがもたらしてくれる上質な喜びは、ほかの何かに置き換えることが難しいものだと思います。
Q.今回「ooak records」と「everyone」のコラボアイテムを制作しました。そのコレクションに象徴的なネイビーのキャップやアイテムを愛用する理由を教えてください。
実用的でありながら、その人らしさが自然に表れる、シンプルなアイテムが好きです!
Q.読者、ファンの方々や「ooak records」の展開を楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。
皆さんが何を想像していても、その想像を超えるものをお見せしたいです。
WOW!Korea提供





