「イベントレポ」「BTS」、デビュー13周年を11万人のファンと祝福…釜山で「アリラン」大合唱


「BTS!」「BTS!」

13日午後、プサン(釜山)広域市ヨンジェ(蓮堤)区のプサンアジアード主競技場は、約5万人のファンが生み出す歓声とペンライトの光で埋め尽くされた。世界中から集まったファンはウェーブを繰り広げながら「BTS(防弾少年団)」の登場を待ちわび、『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG' IN BUSAN』公演は開演前から熱気に包まれた。

この日は「BTS」のデビュー13周年記念日。さらに2022年10月に同会場で開催された「Yet to Come in BUSAN」以来、約3年8か月ぶりとなる釜山公演でもあり、メンバーとファン双方にとって特別な意味を持つ一夜となった。

「BTS」は現在、全34都市・86公演に及ぶ『BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'』を展開中。今年4月にコヤン(高陽)で幕を開けたツアーは、その後東京、タンパ、エルパソ、メキシコシティ、スタンフォード、ラスベガスなどを巡回。これまで7都市20公演を成功裏に終え、約108万人の観客を動員した。約2か月ぶりに韓国へ戻ったメンバーたちは、13周年という節目の日を韓国のファンとともに祝った。

会場で取材に応じた30代のファン、キム・ウンヨンさんは「2022年の釜山公演の時は妊娠中でチケットの確保に失敗し、とても悔しい思いをしました。出産を経て母親になった今、ようやく『BTS』の公演を見る夢をかなえられて幸せです」と笑顔を見せた。

公演は、コヤン(高陽)公演と同様に、キョンフェル(慶会楼)をモチーフにしたパビリオンが設置された太極旗形の360度ステージで行われた。韓国的な美しさを取り入れた演出の中、紅炎や花火などの特殊効果が次々と繰り出され、観客は立ち上がって公式ペンライト「ARMY BOMB」を振りながらメンバーたちを熱烈に迎えた。

ステージでは、3月にリリースした5thフルアルバム「ARIRANG」の収録曲「Hooligan」「Aliens」「SWIM」「Merry Go Round」「2.0」「NORMAL」「Body to Body」「FYA」などの新曲に加え、「FAKE LOVE」「FIRE」「Butter」「Dynamite」「Not Today」「IDOL」などの代表曲を披露。アンコールを含め全22曲を歌い上げた。

また、「ARIRANG」収録曲である「One More Night」と「NORMAL」の韓国語バージョンを初披露し、釜山公演だけの特別なステージを完成させた。観客は初披露にもかかわらず大合唱で応え、特別な夜をさらに盛り上げた。

今回のツアーのハイライトとして挙げられる「Body to Body」と「IDOL」のステージでは、約50人のダンサーとともに競技場トラックを巡るパレードを実施。「Body to Body」には韓国民謡「アリラン」の一節が盛り込まれており、世界各国のファンが一緒に歌う名場面として話題を集めている。

この日も約5万人の観客による「アリラン」の大合唱が競技場全体に響き渡った。ステージ上の「BTS」と客席を埋め尽くしたファンの歌声が一つに重なり、巨大なスタジアムはまるで一つの合唱団のような空間へと変貌した。韓国を代表する民謡「アリラン」が国籍や世代を超えて響き渡る光景は、今回のツアーを象徴する名場面となった。

公演2日目となる13日は、「BTS」のデビュー記念日でもあった。2日間で約11万人の観客が集まり、13周年を迎えたメンバーたちを祝福。RMは『二度と戻らない6月13日の13周年を皆さんと一緒に過ごせてうれしい。永遠に記憶に残る一日になるよう、一緒に歌って楽しみましょう』と呼び掛けた。

プサン(釜山)はJiminとJung Kookの故郷でもある。Jung Kookは『釜山、会いたかったでぇ!』と方言であいさつし、会場を沸かせた。Jiminは観客席を見渡しながら、『今日は僕たちのデビュー13周年です。こんなに意味のある日に、生まれ育った故郷で皆さんと会い、歌い、踊ることができてうれしいです』と感慨深げに語った。

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2026.06.13