
「Jiminが生まれ育ったプサンに来ることができて、本当に幸せです」
12日、プサン(釜山)市ナム(南)区にあるカフェ「ZM-ILLENNIAL(ジミレニアル)」には、朝早くから国内外のファンによる長い行列ができていた。
同店は、世界的人気グループ「BTS」のJiminの家族が運営するカフェとして知られる場所だ。12日と13日にプサンアジアード主競技場で開催された「BTS WORLD TOUR 'ARIRANG'」を観覧するため、世界各地からプサンを訪れたファンたちは、まるで“聖地巡礼”をするかのようにカフェへ足を運び、記念写真を撮ったり飲み物を楽しんだりしていた。
現場で会ったカフェ関係者は、「普段とは比べものにならないほど多くの来店客が訪れた。前日だけで約4500人が来店した」と説明した。
さらに、「南区役所が公演時期に合わせて日差しを遮るテントを支援してくれたおかげで、待機環境を改善することができた」と話した。
店内にはJiminや「BTS」メンバーたちの写真をはじめ、ファンが自発的に寄贈したという数多くのグッズが並んでいた。

棚にはぬいぐるみやフィギュア、キャラクターグッズ、額入り写真、ポラロイド、フォトカード、キーリング、ファンアートなどがぎっしりと飾られ、各国の国旗が添えられた記念品や手紙、誕生日を祝う装飾まで並ぶ。まるで世界中のARMYの思いが集まった展示空間のような雰囲気を醸し出していた。
ベトナムから訪れたミサさんとオーロラさん(22)は、2017年から「BTS」を応援しているという。
2人は「BTSは私たちの青春そのもの」と語り、「一番好きなメンバーはJiminとジョングク」と笑顔を見せた。
13日の公演を観覧予定だという2人は、「BTSを実際に見ることができるだけで幸せで感謝している」とし、「今回の公演では『Come Over』のステージを最も楽しみにしている」と話した。
さらに、「コンサート観覧のために1週間の日程でプサンを訪れた。カフェや海辺、『BTS』関連の名所を巡る予定だ」とし、「プサンは本当に美しい街なので、これからも何度でも訪れたい」と語った。
中国から訪れたミアさん(20)は、7年前から「BTS」のファンになったという。
彼女は「BTSは私にとっていつも安心できる居場所のような存在」とし、「一番好きなメンバーはJimin。セクシーでありながらかわいらしく、魅力的な笑顔と誠実な人柄、そしてステージ上で見せる情熱に惹かれた」と話した。
今回の公演で最も期待している瞬間としてアンコールステージを挙げ、「『Ma City』をぜひ生で聴きたい」と期待を寄せた。
コンサート観覧のため初めてプサンを訪れたというミアさんは、「観光よりもコンサートそのものに集中したいが、Jiminの母校にはぜひ行ってみたい」と笑顔を見せた。
ファンたちは暑い天候の中でも順番を守りながら入場を待ち、お互いを思いやる姿を見せた。カフェ側も長時間並ぶファンのためにチョコパイやミネラルウォーターを無料で配布した。
カフェ関係者は、「世界各国から訪れたファンたちが秩序を守り、お互いを配慮する姿が印象的だった」とし、「世界中から集まったファンを見ながら、改めてBTSの影響力を実感した。ファンの皆さんがプサンで良い思い出を作って帰ってほしい」と語った。

一方、今回の公演は2日間で約11万人を動員する規模で開催された。チケットは開催前に全席完売となり、公演期間中のキメ(金海)空港の予約件数は前年同期比163.4%増加。プサン市内ホテルの外国人予約件数も200倍以上に増加したことが分かっている。
Jiminの故郷であるプサンは、公演会場だけでなく家族が運営するカフェにも世界中のファンが集まり、“ARMYの聖地”として熱気に包まれた。「BTS」が生み出す圧倒的な集客力と経済効果を改めて証明する2日間となった。
WOW!Korea提供








