【2025 MBC放送芸能大賞】チョン・ヒョンム「私は一人で暮らす」代表し謝罪、ユ・ジェソクは降板したイ・イギョンに言及…ともに「議論に真正面から立ち向かう」

知らぬふり、存在しないふり、潔白なふりはなかった。

「2025 MBC放送芸能大賞」では、議論に対し正面から立ち向かうスターたちの姿が注目を集めた。

29日午後、ソウル市サンアムドン(上岩洞)のMBC公開ホールで開催された「2025 MBC放送芸能大賞」は、チョン・ヒョンムとチャン・ドヨンがMCを務めた。当初、「SHINee」のキーを含め3MC体制で進行する予定だったが、キーが非医療従事者から違法な医療行為を受けていたことが発覚。番組活動休止を発表し、MCを降板した。

さらに、昨年「ことしのバラエティ番組賞」を受賞したMBCの看板番組「私は一人で暮らす」の出演者パク・ナレが、元マネージャーによる暴露でパワハラ、横領、医療法違反など、さまざまな疑惑に包まれた。これにより授賞式を欠席する事態となり、「MBC放送芸能大賞」には懸念の視線が向けられた。

チョン・ヒョンムも9年前、「私は一人で暮らす」で公開された、車内で点滴を受ける場面が「違法な医療行為ではないか」との疑惑を招き、議論に巻き込まれた。所属事務所側は当時の診療記録を公開し、「医療陣の判断の下、医療機関で行われた適法な診療行為の延長線上であったことを申し上げる」と説明した。

チョン・ヒョンムは同日の授賞式で、大賞候補に挙がった「ことしの芸能人賞」を受賞した。自身だけでなく、出演中の「私は一人で暮らす」の出演者が各種論争に巻き込まれたことについて、「授賞式を進める中で、これほど心が重く、申し訳ない気持ちで出席したことは初めて」と口火を切った。彼は「『私は一人で暮らす』を『韓国人が最も愛する番組』に選んでくださった皆さんの声援と応援があったが、その期待に応えられない姿を見せたようで、賞を素直に喜ぶことはできない。この場を借りて、皆さんに申し訳ございません」と述べ、深々と頭を下げ謝罪した。また、「これは『私は一人で暮らす』を代表しての謝罪」とした。

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2025.12.30