※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
ENAドラマ「ナミブ ―砂漠と海の夢―」2話(視聴率1.6%)は、スヒョン(コ・ヒョンジョン)とユ・ジヌ(リョウン)が専属契約を締結し、オーディションで優勝という目標に挑戦するために手を組む様子が描かれた。
スヒョンはパンドラエンターテインメントから放出された練習生のユ・ジヌを訪ね、オーディションでの優勝を条件に契約を提案した。オーディションをきっかけにユ・ジヌをスターに育てた後、大手事務所に譲渡して金を稼ぐという計画を立てたのだ。しかし、ユ・ジヌがスヒョンの病気の息子シム・ジヌ(イ・ジヌ)に言及した瞬間から雰囲気は冷たく凍りつき、結局2人の交渉は水の泡となってしまった。
しかし、スヒョンがユ・ジヌの手を完全に離したわけではなかった。ユ・ジヌに対する情報を調べていたところ、過去のデビュー組にしばらく入っていたという事実とユ・ジヌの母親が会社から借金をしていることを知り、再びユ・ジヌに会ってみることを決心したのだった。
同じころ、居場所を失ってさまよっていたユ・ジヌは、スヒョンが訪れるという知らせを聞いてすぐに駆けつけたが、待っていた契約の知らせではなく、母親について問い詰めるスヒョンの質問に、ユ・ジヌの心の中には嵐が吹き荒れ始めた。
ユ・ジヌには、ずっと以前に自分を所属事務所に捨てるように任せたまま、連絡を絶ってしまった母親に対する深いトラウマがあったのだ。さらに、長く迷った末、やっと再会した母親は「金をくれ」とあらゆる毒舌を浴びせ、ユ・ジヌをさらに惨めにさせた。それにもかかわらず、ユ・ジヌは母親の冷たい手まで切実に握った。
遠くでその光景を見守っていたスヒョンは、母親の愛情に飢えているユ・ジヌの姿から、過去に父親にしがみついていた自分の幼い日を重ね、ユ・ジヌの手を取ることに決めた。そしてユ・ジヌの母親に「近寄らないでください」と強力な警告を飛ばした。
自分についてくるユ・ジヌから妙な同質感を抱いたスヒョンは「他人に合わせないで」と真心いっぱいの慰労で自信を持たせた。自分の名前が書かれた契約書とともにオーディション参加を勧めるスヒョンに向かって、ユ・ジヌも頑張るという心強い覚悟で応えた。
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