“9千万円以上恐喝”ジュンスのチケットパワー、最高VIP席が大人気…新たな別称まで

ことし下半期の“最高期待作”に挙げられたミュージカル「アラジン」に、正式開幕を控えて相次いで悪材料が起こった。名実共に公演界の“スーパースター”キム・ジュンスのプライベート問題が起こったのに続き、揃ってキャスティングされた俳優ソ・ギョンスが負傷し、合流が遅くなっているからだ。それにも関わらず、「アラジン」はそのどんな影響もないまま、ことしの“最高ヒット作”に早くも名を連ねている状況だ。

「アラジン」は、名実共に全世界で人気を集めるスーパーコンテンツだ。全世界4大陸、11社のプロダクションで公演され、2000万人の観客を動員しているこのミュージカルは、ブロードウェイ初演10周年を迎えて、今回韓国で舞台化することになった。

高い期待感で、開幕を待っていた「アラジン」は、本公演を控えて予期しない出来事に直面した。


まず、アラジン役にキャスティングされたソ・ギョンスが公演練習中に足首を骨折する大ケガを負って手術をすることになった状況だ。先立って公演中だった「キンキーブーツ」からは既に降板し、「アラジン」ではソ・ギョンスの出演回をキム・ジュンスとパク・カンヒョンに振り替えた。

ミュージカルは開幕前から、豪華なキャスティングで話題だった。業界のトップスターとして強力なチケットパワーを持つジュンスをはじめ、ミュージカル界で成長し続ける俳優パク・カンヒョン、ソ・ギョンスがアラジン役にキャスティングされるも、女優のイ・ソンギョンが同作品を通じて初のミュージカルに挑戦する。演技は基本、歌の実力まで抜群な彼女のデビュー作という点は、コアな観客を越え、新しいミュージカルファンを集める作品になるだろう。

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2024.11.19