ビューティー系YouTuberの故セビョク（イ・ジョンジュ）さんが血液がんの闘病の末に死去してから2年という時間が流れた。
故セビョクさんの所属事務所ICE CREATIVEのキム・ウナ代表は、2021年5月30日に故人の悲報を伝えた。故セビョクさんは62万人のチャンネル登録者を保有していたビューティークリエイターで、2019年にリンパ腫血液がんを告白した後、闘病生活を公開し希望を伝えたが、享年30歳で死去した。
当時、キム代表は「輝いて大切だった私の長年の友人であり所属クリエイターセビョク、イ・ジョンジュさまがけさ、星になった。この悲しみと慌てうろつく気持ちをどのように表現すればいいのか分からない」とし、「長い闘病にも希望を失わなかったその勇気と精神を忘れない。永遠に記憶する」と哀悼した。
生前、故セビョクさんはリンパ腫血液がんの闘病中だという事実を直々に明かしたことがある。ある放送で彼女は「がんという単語自体が人を気後れさせる。最初はただ不思議だったし、映画で観ていたことが私に起きたんだなと思った」とし、「環境が変わり、やっていたことができず、難病にかかったということが実感できる過程が大変だった」と率直に打ち明けた。
その一方で、故セビョクさんは明るく前向きなエネルギーを失わなかった。剃髪する映像を含め、闘病過程を公開していた彼女は、「わが国にはこんな映像を撮った方がいなかった。これしきのこと、私がやろう。誰かには私がもらったように励ましになるのではないか」と理由を明かし、励ましと希望になりたかった気持ちを伝え、多くの人々を感動させた。
回復の意志の中でファンたちとも活発にコミュニケーションを図り、病魔と闘っていた故セビョクさんはついに死去した。明るく美しいほほ笑みを残して、空の星になった青春が胸詰まる思いを加えるなか、故人のSNSには同日も依然として恋しさと追慕の往来が続いている。
WOW!Korea提供
