4月18日に江原道・原州(ウォンジュ)市の第36師団新兵教育隊に入隊したBTSのJ-HOPE。新兵訓練も第2週目を終えて、5月1日から第3週目を迎えていく。どんな訓練を行なうのだろうか。
射撃訓練を行なう
第36師団の新兵教育隊に入隊したBTSのJ-HOは、第1週目には「自己診断の報告書の提出」「身長・体重などの体格測定」「健康診断」「知能検査や適性検査」「軍服・装備品・武器の支給」などのスケジュールをこなした。
訓練の第2週目は、「軍人としての精神教育」「敬礼や制式(立ち方や行進の仕方など)を身に着ける」「軍隊式の体操を習得」「軍歌を覚える」「体力テスト」などを行なった。
新兵訓練は5週間にわたって行なわれるが、第3週目からはいよいよ本格的な戦闘技能の訓練に入っていく。
小銃の操作を徹底的に覚える。小銃を分解して組み立てるという操作を完全にマスターするのである。
それから射撃訓練に入っていく。銃の構え方やマトの狙い方を覚えていく。そのうえで、今度は具体的に正確な銃の撃ち方を学ぶ。25メートル先のマトに正確に当てるための訓練を徹底的に行なうのである。
同期と一緒に!
射撃訓練と並行して学ぶことは救急法だ。
緊急のときの処置や人工呼吸のやり方を訓練していく。この救急法は、社会に戻ったときも大いに活用できる。
射撃訓練と同じように重要なのが、「化学ガス訓練」と「手榴弾訓練」である。
化学ガス訓練では特別な部屋で催涙ガスを浴びせられる。涙や鼻水などが止まらなくなって新兵は大変な苦痛を味わう。こうして、敵が化学ガスを使ったときを想定して訓練に励んでいく。
手榴弾訓練では、手榴弾の扱い方と投げ方を身に着ける。
かなり危険をともなう訓練だが、教官の指示に従って安全性に配慮しながら実戦的な訓練を行なう。
以上の訓練が第3週目から第4週目にかけて行なわれるが、J-HOPEも一緒に訓練を受けている同期と共に乗り越えていくことになる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)