日本版『パラサイト』の台本・演出を務めるのは、映画『愛を乞う人』『焼肉ドラゴン』、舞台『泣くロミオと怒るジュリエット』などを手掛け、舞台・映画と幅広く活躍しそのパワーを遺憾なく発揮する脚本・演出家 鄭 義信。物語の中心となる貧しい金田一家に古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ、そして金田家に次第に<寄生(パラサイト)>されていく永井一家には山内圭哉、恒松祐里、真木よう子、永井家に仕える家政婦にはキムラ緑子、舞台『パラサイト』オリジナルの登場人物にみのすけと、豪華スタッフ・キャスト陣が集結し注目が集まる中、この度、原作『パラサイト 半地下の家族』監督のポン・ジュノ氏、出演のソン・ガンホ氏からのコメントが到着しました。
映画『パラサイト 半地下の家族』で第92回アカデミー賞監督賞・脚本賞を受賞したポン・ジュノ監督は「この作品は、裕福な家庭と貧しい家庭が、相反する場所で紡ぎ出す密度の高い人間ドラマです。故に私も当初は戯曲として構想した作品です。」と明かし、「俳優の生き生きとした眼差し、息遣い、そして汗を直に感じてもらえる舞台版『パラサイト』で、再び観客に出会えることは至極の喜びです。」と日本での舞台化に期待を膨らませました。
一方、映画で裕福な家庭に次第に寄生していくキム一家の父親、キム・ギテクを演じたソン・ガンホ氏も「最高の演出家と俳優陣が集まったと聞き、とても光栄に思います。」と喜びをコメント。
日本版『パラサイト』では90年代の関西に舞台を移し、先が読めないもう一つの“半地下の家族”の物語が誕生します。舞台ならではの衝撃のラストにご期待ください。
【ポン・ジュノ監督コメント全文】
映画『パラサイト 半地下の家族』が日本で舞台化されることがとても嬉しく、楽しみです。
この作品は、裕福な家庭と貧しい家庭が、相反する場所で紡ぎ出す密度の高い人間ドラマです。
故に私も当初は戯曲として構想した作品です。
俳優の生き生きとした眼差し、息遣い、そして汗を直に感じてもらえる舞台版『パラサイト』で、再び観客に出会えることは至極の喜びです。
演出の鄭義信先生の長年のファンとして、傑作『焼肉ドラゴン』を観劇した際に、スタンディングオベーションで拍手を送った記憶が今も蘇ります。加えて、日本を代表する最高の製作陣と俳優たちが集結してくれたことに、私の期待は更に膨らんでいます。『パラサイト』の公演に心からの祝辞と感謝の気持ちをお伝えいたします。
【ソン・ガンホ氏コメント全文】
演劇の開幕を心からお祝い申し上げます。
個人的には最高の演出家と俳優陣が集まったと聞き、とても光栄に思います。
映画とは違う立体感や臨場感、そして舞台の圧倒的なエネルギーが期待されます。多くの観客の熱気に包まれる素晴らしい公演になることを切に願っています。
また、明日3月19日(日)12:00よりMY Bunkamura ( https://mybun.jp/parasite2023 )、26日(日)11:00よりレプロエンタテインメント先行チケット販売特設サイト( https://www.lespros.co.jp/special/parasite/ )にて主催者先行チケット販売がスタートします。この機会をぜひお見逃しなく。
【主催者チケット先行販売概要】
■オンラインチケットMY Bunkamura(登録料・年会費無料)
先行販売〈抽選制〉受付期間:3月19日(日)12:00~25日(土)23:59
https://mybun.jp/parasite2023
■レプロエンタテインメントチケット(ぴあ会員登録アリ)
先行販売〈抽選制〉受付期間:3月26日(日)11:00~31日(金)23:59
https://www.lespros.co.jp/special/parasite/
【舞台『パラサイト』ストーリー】
堤防の下にあるトタン屋根の集落。川の水位より低く一日中陽がささず、地上にありながら地下のような土地で金田文平(古田新太)の家族は家内手工業の靴作りで生計を立てて暮らしている。
一方対照的な高台にある豪邸では、永井慎太郎(山内圭哉)、妻の千代子(真木よう子)、娘の繭子(恒松祐里)、引きこもりの息子健太郎がベテラン家政婦の安田玉子(キムラ緑子)とともに暮らしている。文平の息子の純平(宮沢氷魚)は妹の美姫(伊藤沙莉)が偽造した大学の在籍証明を利用し、繭子の家庭教師としてアルバイトを始める。息子の健太郎のアートセラピーの教師として、美姫が、慎太郎の運転手や玉子がクビになるように仕向け、その後釜に、文平と妻の福子(江口のりこ)が、と一家は永井家に寄生していく・・・。
【公演概要】
公演名称 THEATER MILANO-Zaオープニングシリーズ/COCOON PRODUCTION 2023
『パラサイト』
原作 映画『パラサイト 半地下の家族』
台本・演出 鄭 義信
出演 古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこ
キムラ緑子、みのすけ/山内圭哉、恒松祐里、真木よう子
青山達三、山口森広/田鍋謙一郎、五味良介、丸山英彦、山村涼子、長南洸生、仲城 綾、金井美樹
公演日程・会場
東京 2023年6月5日(月)~7月2日(日) THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6階)
大阪 2023年7月7日(金)~17日(月・祝) 大阪・新歌舞伎座
企画・制作:Bunkamura SUMOMO レプロエンタテインメント
製作・東京公演主催:Bunkamura SUMOMO 朝日新聞社 レプロエンタテインメント TSTエンタテイメント
大阪公演主催:新歌舞伎座、ABCテレビ
協力:サンライズプロモーション大阪
■公式WEBサイト https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/23_parasite/
■公式Twitter @parasite_stage
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【東京公演】
公演日程:2023年6月5日(月)~7月2日(日)
会場:THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6階)
公演スケジュール:全32回
チケット一般発売日:2023年5月7日(日)10:00AM~ ※発売初日のみ1回の受付につき4枚までの枚数制限がございます。
チケット料金:S席=12,000円 A席=9,500円(税込・全席指定・未就学児童入場不可)
チケット取扱いプレイガイド: ※5/8(月)以降は残席がある場合のみお取り扱いいたします。
■ Bunkamura オンラインチケットMY Bunkamura https://mybun.jp/parasite2023(座席選択可)
チケットセンター(オペレーター/10:00~17:00)※4/14(金)~24(月)は休業
【発売日初日特電】03-3477-9912 【5/8(月)以降】03-3477-9999
【5/8(月)以降】東急シアターオーブチケットカウンター(渋谷ヒカリエ2F/11:00~18:00)
■ チケットぴあ https://w.pia.jp/t/parasite2023/ <Pコード:517-727>
【5/8(月)以降】セブン-イレブン(24時間/毎週火曜日・水曜日の1:30AM~5:30AMを除く)
■ イープラス https://eplus.jp/parasite2023/
【5/8(月)以降】ファミリーマート店舗
■ ローソンチケット https://l-tike.com/parasite2023/ <Lコード:33895>
【5/8(月)以降】ローソン・ミニストップ店内Loppi
チケットに関するお問合せ:Bunkamuraチケットセンター 03-3477-9999(10:00~17:00)
公演に関するお問合せ:Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00) www.bunkamura.co.jp
【大阪公演】
公演日程:2023年7月7日(金)~17日(月・祝)
会場:大阪・新歌舞伎座
公演スケジュール:全13回
チケット一般発売日:2023年5月7日(日)10:00AM~
チケット料金:S席=12,500円 A席=9,500円(税込・全席指定・未就学児童入場不可)
お問合せ:新歌舞伎座テレホン予約センター 06-7730-2222(10:00~16:00)
【スタッフ・キャストプロフィール】
■台本・演出:鄭 義信(ちょん・うぃしん)
【プロフィール】
1993年に『ザ・寺山』で第38回岸田國士戯曲賞を受賞。その一方、映画に進出して、同年、『月はどっちに出ている』の脚本で、毎日映画コンクール脚本賞、キネマ旬報脚本賞などを受賞。98年には、『愛を乞うひと』でキネマ旬報脚本賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第一回菊島隆三賞、アジア太平洋映画祭最優秀脚本賞など数々の賞を受賞した。2008年には『焼肉ドラゴン』で第8回朝日舞台芸術賞 グランプリ、第12回鶴屋南北戯曲賞、第16回読売演劇大賞 大賞・最優秀作品賞、第59回芸術選奨 文部科学大臣賞、韓国演劇評論家協会の選ぶ2008年 今年の演劇ベスト3、韓国演劇協会が選ぶ 今年の演劇ベスト7など数々の演劇賞を総なめにした。2014年春の紫綬褒章受章。近年の主な作品に『すべての四月のために』(17・作・演出)、『泣くロミオと怒るジュリエット』(20・作・演出)、『てなもんや三文オペラ』(22・作・演出)などがある。また、22年に自身の劇団「ヒトハダ」を立ち上げ旗揚げ公演『僕は歌う、青空とコーラと君のために』(22・作・演出)を上演。
■古田新太(ふるた・あらた)
【プロフィール】
劇団☆新感線公演『宇宙防衛軍ヒデマロ』(84)でデビュー。以来同劇団の看板役者として幅広く活躍。最近の主な出演作は映画『空白』(21)『KAPPEI』(22)、ドラマ『SUPER RICH』(22)『忍者に結婚は難しい』(23) 、NHK大河ドラマ『どうする家康』(23)、舞台『ロッキー・ホラー・ショー』『薔薇とサムライ2−海賊女王の帰還−』(22)など。『関ジャム~完全燃SHOW~』(テレビ朝日系)にレギュラー出演中。
■宮沢氷魚(みやざわ・ひお)
【プロフィール】
第30回メンズノンノ専属モデルオーディションでグランプリを獲得。ドラマ『コウノドリ』(17)で俳優デビュー。初主演映画『his』(20)にて数々の新人賞を受賞、また、映画『騙し絵の牙』(21)では、第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』(22)に出演。映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』『エゴイスト』(23)が公開中。
■伊藤沙莉(いとう・さいり)
【プロフィール】
連続テレビ小説『ひよっこ』(17)で注目を集め、ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、ブルーリボン賞助演女優賞、山路ふみ子女優賞、文化庁芸術祭放送個人賞など受賞歴多数。近年の主な出演作に映画『ちょっと思い出しただけ』(22)、ドラマ『ミステリと言う勿れ』『拾われた男』『ももさんと7人のパパゲーノ』(22)『キッチン革命』(23)、舞台『首切り王子と愚かな女』(21)『世界は笑う』(22)など。公開待機作に、主演を務める『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23年公開予定)がある。
■江口のりこ(えぐち・のりこ)
【プロフィール】
『桃源郷の人々』(02)で映画デビュー。『月とチェリー』(04)では初主演を務め注目を集めた。その後話題作に多数出演。ベテランから新鋭監督まで多くの監督の作品に出演し活動の場を広げている。『お姉ちゃん、弟といく』(06)にて第2回シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)女優賞を受賞し、映画『事故物件 恐い間取り』(21)にて第44回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
■ キムラ緑子(きむら・みどりこ)
【プロフィール】
マキノノゾミ主宰の劇団 M.O.P.を経て、舞台・テレビ、映画と幅広く活躍。NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』(13)『半分、青い。』(18)、ドラマ『あなたのブツが、ここに』(22)、映画『すばらしき世界』(21)、舞台『歌わせたい男たち』(22)など。映画『大名倒産』『波紋』(23)、リーディングドラマ『終わった人』(23)などが控えている。
■みのすけ
【プロフィール】
1985年、劇団「健康」の旗揚げに参加。「ナイロン100℃」と形を変えた後も、ほぼ全作品に出演。鄭 義信演出作品には『泣くロミオと怒るジュリエット』(20)以来の出演となる。近年の主な出演作に映画『スパイの妻』(20)『ハケンアニメ!』(22)、ドラマ『半沢直樹』(20)NHK大河ドラマ『青天を衝け』(21)、舞台『閃光ばなし』『M.バタフライ』(22)など。
■山内圭哉(やまうち・たかや)
【プロフィール】
映画『瀬戸内少年野球団』(84)にて主演デビュー。主な出演作にNHK連続テレビ小説『あさが来た』『民王』(15)、『獣になれない私たち』(18)、NHK大河ドラマ『青天を衝け』(21)、映画『マイ・バック・ページ』(11)、『空母いぶき』(19)、舞台『密やかな結晶』(19)『イモンドの勝負』(21)『世界は笑う』(22)など。『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(16)にて第5回コンフィデンスアワード・ドラマ賞助演男優賞受賞。待機作に映画『1秒先の彼』(23)。
■恒松祐里(つねまつ・ゆり)
【プロフィール】
2005年に『瑠璃の島』で子役としてデビュー。映画『くちびるに歌を』(15)『散歩する侵略者』(17)、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』(21)、ドラマ『リバーサルオーケストラ』(23)など数多くの作品に出演。Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 Season2』(21)でニューヒロインを演じると多くの反響をよんだ。映画『凪待ち』(19)でおおさかシネマフェスティバル2020新人女優賞を獲得。
■真木よう子(まき・ようこ)
【プロフィール】
映画『DRUG』(01)でデビュー。映画『ベロニカは死ぬことにした』(06)で初主演を務め、同年『ゆれる』で第30回山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞。『さよなら渓谷』(13)で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞、『そして父になる』(13)で同賞最優秀助演女優賞をダブル受賞した。ほか主な映画出演作に『SP』シリーズ(10-11)、『焼肉ドラゴン』(18)、『孤狼の血』(18)