バレンタインデーに聴きたい! K-POPラブソング特集
ONF「Belle Epoque」
韓国ボーイズグループ「ONF」が2020年に発売したEPアルバム『SPIN OFF』からの一曲。
原題は「初キスの法則(Belle Epoque)」で、副題としてつけられた「Belle Epoque」は「過去を振り返って良かったと思う時代」を意味する言葉としてつけられた。
「今日に限って濃く漂う、君のシャンプーの香りは、僕をじれったくさせようと君が立てた計画かい?」という印象的なAメロの歌詞は、奥手な男性に対して女性がちょっとした合図を送った状況を彷彿とさせる。
一度きりの初キスを、ONFはどう表現していくのか、ぜひ聴いてほしい。
fromis_9「Somebody to love」
韓国ガールズグループ「fromis_9」が2020年に発売したEPアルバム『My Little Society』のなかの一曲。このアルバムは「誰でも一度は感じたことのある感情を表現」することをテーマに作られ、そのなかでも「Somebody to love」は「トキメキ」を表現した曲と言えるだろう。作詞にはメンバーのイ・セロムが参加した。
出だしの「一日を終えて布団の中に入ってくる 目を閉じて一番最初に来ない明日の君に出会う」歌詞からは、片思いしている相手を夜眠る前にどうしても思い出してしまう少女の様子が思い浮かぶ。
「Hello ようやく勇気を出して挨拶したわ」というサビの歌詞でもみえるように、片思いのトキメキがいっぱいに詰まった曲だ。
IZ*ONE「Really Like You」
韓国ガールズグループ「IZ*ONE」が2019年に発売したEPアルバム『HEART*IZ』からの一曲。アルバム収録曲らしく、ギターのサウンドが特徴的なアコースティックなポップバラード調の曲だ。作詞にはメンバーのキム・ミンジュと本田仁美が参加した。
個人的には、曲名でもあり、サビの特徴的な歌詞である「Really Like You」よりも、出だしの「長い間待っていた 寒い冬が過ぎ、春が訪れる音」という歌詞がとても印象的だ。
「縁」というのは、季節が移り替わるように、どのタイミングなのかあまりはっきりしない瞬間に突然やってきたりするもの。恋人、家族、友達と当てはめ方はそれぞれだが、そんな特別な「縁」を結んだ相手を改めて大切に感じさせてくれる曲だ。
ちなみにIZ*ONEの曲紹介では、この曲は「IZ*ONEがメンバーに贈る友情ソング」だと説明されていた。
WOW!Korea提供