K-POPを代表するガールズグループ6組が女王の座をかけて、激しいバトルを繰り広げるMnet「QUEENDOM 2」(全10話)。
6月2日(木)、約3時間にわたる生放送で、優勝は「宇宙少女(WJSN)」、準優勝は「今月の少女(LOONA)」に決定し、幕を閉じた。
優勝者の発表は、前シーズンと同じく、候補2組を発表し、どちらが優勝なのか、じらして、じらして発表するという演出。前シーズンは優勝候補として「MAMAMOO」、「OH MY GIRL」が名前を呼ばれ、先に呼ばれた「MAMAMOO」が優勝したが、今回も候補として先に名前を呼ばれた「宇宙少女」の優勝だった。
「宇宙少女」のメンバーたちは感激の涙を流しながらに、一人ひとり喜びのコメントを述べ、準優勝の「今月の少女」は、「宇宙少女」の優勝を祝福した後、5位から2位(準優勝)まで上がれたことをファンに感謝し、清々しい笑顔を見せていた。
そして、グランドマスター(MC)のテヨン(少女時代)とクイーンマネジャーのお笑い芸人イ・ヨンジンのエンディングコメントが終わると、男性版「KINGDOM:LEGENDARY WAR」のときと同じく、最終順位はものすごいスピードで流れるテロップで発表された。動体視力がいくら良い人でも、ほぼ読めないと言っていいぐらいの速さで、その後報じられた韓国のニュース記事でも、優勝と準優勝以外の順位は公開されなかったとする記事があったほどだった。
途中経過はしっかり公開するのに、なぜ最終順位はさらっと流すのか、その理由は分からないままだが、テロップで公開された最終順位は以下の通り。1位は「宇宙少女」(81,020点)、2位は「今月の少女」(77,988点)、3位は「VIVIZ」(54,419点)、4位はヒョリン(48,761点)、5位は「Kep1er」(46,976点)、6位は「Brave Girls」(45,896点)。
この得点を見る限り、「宇宙少女」と「今月の少女」が抜きん出て優勝争いを繰り広げ、3位以下は僅差だったことが分かる。番組終了後、音源点数の操作疑惑が持ち上がり、「宇宙少女」と「VIVIZ」の点数がおかしいのでは?といった声も上がっていたが、Mnet側はこれを否定。どちらにせよ、「宇宙少女」と「VIVIZ」には大きな点数差があったので、この音源点数だけでは順位の変動はない。むしろ、大きく関係しているのが「今月の少女」だろう。
「宇宙少女」と「今月の少女」の最終的な点数をさらに詳しく見てみる。今シーズンは、第1~第3ステージまでの累計得点(40,000点)と、ファイナルステージ(60,000点)の得点を合算し、順位が決定。
(2ページに続く)