ファイナルに入る前の順位では、「宇宙少女」(30,800点)が2位、「今月の少女」(18,404点)が5位だった。これは、「今月の少女」がメンバーたちのコロナ感染により、第1ステージを棄権し、第1ステージの得点が0点だったからだ。ちなみに、第1ステージは、5位の「Brave Girls」でも4,116点だったので、この棄権がなければ……。
それほど、「今月の少女」の勢いはすごかったのだ。ファイナルステージだけの得点を見ると、3項目すべてが1位。音源点数は20,000点、(「宇宙少女」は19,736点で2位)、動画累積評価点数は9,584点(「宇宙少女」は6,623点で5位)、生放送投票点数は30,000点(「宇宙少女」は23,861点で2位)。つまり、ぶっちぎりの1位だったということだ。
とはいえ、勝負の世界に「たられば」はなく、運やタイミングも実力のうちだと言われる。結果として、「宇宙少女」は安定して上位をキープし、優勝をつかみとったということであり、この勝ちパターンは前シーズンの「MAMAMOO」とよく似ている。
ともかく、放送期間中はもちろん、その前後も何かと話題となった「QUEENDOM 2」。この勢いのまま、これからは出演者たちのカムバックラッシュが続く。優勝した「宇宙少女」は世界中で放送される「プレミアムカムバックショー」制作という特典が与えられ、7月5日にカムバック。それに先駆け、今月11日と12日にはソウルで単独コンサート「2022 WJSN CONCERT “WONDERLAND”」を開催。すでにチケット完売という人気を見せている。
ほかにも、「今月の少女」は今月20日、サマースペシャルミニアルバム「FlipThat」をリリースし、約1年ぶりにカムバック。8月からはデビュー以来初となるワールドツアー「2022 LOONA 1st WORLD TOUR [LOONATHEWORLD]」に突入する。「Kep1er」も「今月の少女」と同日の20日、2ndミニアルバム「DOUBLAST」をリリースし、約6か月ぶりにカムバック。ヒョリンは、7月中にニューアルバムをリリースすると発表しており、「Brave Girls」は7月から米国ツアーを展開する。
さらに、グランドマスターを務めたテヨンが所属する「少女時代」もことし8月、デビュー15周年を記念したさまざまな活動を予告しており、約5年ぶりにニューアルバムをリリースする予定だ。よって、ある意味、本当の戦いはこれから。また、人気ガールズグループたちによる夏のカムバックバトルが始まる。
WOW!Korea提供